西東京市多文化共生センター

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  NIMIC通信 No.129(2017年4月号)
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┏ [15] キーワードを読む
    「多文化共生」について理解を深めるために(123)
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 NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。
 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。
 第123回目の今回は、お相撲についての本です。

 これまで、外国の方にお相撲について説明するときに、とても便利だった本が「はじめての大相撲」です。
 たくさんの写真やイラストを使い、舞の海さんがお相撲について様々なことを分かりやすく紹介しており、大人から子どもまで楽しめる本です。
 土俵上の取り組みのほかに、力士の生活や裏方の仕事など丁寧に描かれていてとてもいい本なのですが、2003年出版で登場する力士はその当時のメンバーです。
 最近、女性や外国人の間で大相撲人気が高まっているようですが、皆さんの周りではいかがですか?私の友人に相撲女子がいて、彼女が教えてくれた本が「わくわく大相撲ガイド ハッキヨイ!せきトリくん」です。
 イラストと写真が豊富で、力士、行司、呼出をはじめ大相撲の世界全体を面白く、深く紹介してくれるガイド本です。
 一般書ですが、むずかしい言葉には振り仮名があり、お相撲が好きな人なら大人も子どもも外国の人もみんな楽しめると思います。
 続編も2冊出ている人気本です。
 最後に、私の好きなかがくいひろしさんの絵本「はっきよい畑場所」。
 私は、疲れた時にこの本を見ると、肩の力が抜けてホッコリします。

☆「わくわく大相撲ガイド ハッキヨイ!せきトリくん」(続編に押し出し編、
寄り切り編)    財団法人日本相撲協会監修 2013年 河出書房新社
☆「はじめての大相撲」
舞の海秀平監修 小野幸恵著 (財)日本相撲協会協力 2003年 岩崎書店 
☆「はっきよい畑場所」 かがくいひろし作 2008年 講談社

   (NIMIC会員 根本百合)

 
 
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