西東京市多文化共生センター

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  NIMIC通信 No.131(2017年6月号)
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┏ [13] キーワードを読む
     「多文化共生」について理解を深めるために(125)
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 NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。
 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。
 第125回目の今回は、図書館で見つけた雑誌をご紹介します。

児童心理 [Child Study]子どもの心をはぐくむ教師と親のために
 2017年2月号 No.1035 【特集】多国籍の子の学ぶ学校  金子書房
  
 サブタイトルにあるように、小・中学校の教師と親を中心に、保育園や幼稚園から高校、塾やボランティアなど、子どもに関わる人々に向けた雑誌です。
 毎号テーマを設けて、様々な視点から20人弱の方々の原稿を載せてある128頁の雑誌です。
 この2月号の特集は、「多国籍の子が学ぶ学校」。
 外国籍児童についての一般的な解説だけでなく、様々な場所で努力を重ねている最前線の方々の実践報告が素晴らしく、感動しました。
 例えばいかの通りです。①多国籍児童が多い地域の様々な実践、②南米系児童が多い大泉町の学校給食、③多国籍児童が散在する地域の取り組み、④夜間中学で学ぶ多国籍の子どもたち、⑤サポート機関の支援―NPO等‥・・・ほかに行政の問題、学校の目指すべきものなどなどです。ぜひ、お読みください。

 児童心理 2017年6月号の特集は「お金と子ども」です。お金と子どもに関するたくさんの記事の中に次のような一文がありました。
 「お金をめぐる友達関係―日韓中越比較研究から見えてきた日本の子どものお金の使い方」 テーマは何であれ、児童について語る時、多文化共生の視点はもう外せなくなっているということでしょうか。
   (NIMIC会員 根本百合)

 
 
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