NIMICでは、以下を制作、発行しています。
・メルマガ「NIMIC通信」
・年間活動記録誌「多文化のわ 」
・「 西東京市 くらしの情報 」※西東京市からの受託で、NIMICが制作し、市がホームページに掲載。
■最新のNIMIC通信 [No.273 2025年2月号-2]
[1]年長〜小学2年生対象「多言語で楽しく!」に参加しませんか
[2]「日本のお正月を体験しよう2025」報告
[3]新作3分動画:やさしい日本語アニメ「やさしさが、あったから」
[4]エッセイ:崔さんのつれづれ日記(11)
1.年長〜小学2年生対象「多言語で楽しく!」に参加しませんか。
西東京市に住む外国人が講師になって子どもたちと英語・中国語・韓国語の3言語で簡単な会話やゲームをして遊びます。
日 時:3月29日(土)
(1)午前10時〜10時50分
(2)午前11時10分〜12時
対 象:年長、小学校1、2年生
場 所:きらっと(南町スポーツ・文化交流センター)
定 員:各回18人
参加費:1人500円 (当日現金払い)
申 込:3月13日(木)(必着)で申込フォームから申込んでください。
https://tinyurl.com/23e83jeh
(1)お子様の氏名(ふりがな)とローマ字表記 (2)学年 (3)保護者の氏名(ふりがな) (4)住所 (5)電話番号 (6)参加時間帯 (7)メールアドレス
西東京市との共催。
問い合わせ TEL: 042-461-0381 MAIL: events@nimic.jp
2.「日本のお正月を体験しよう2025」報告
1月25日(土)に、田無公民館実習室に中国出身の6名とフィリピン出身の1名を迎え、当日ボランティアを含むスタッフ18名と標記のイベントを行いました。当日風邪のために参加者が9名減りましたが、雑煮と焼餅を食べ、坊主めくり、福笑いと双六を楽しみ、書初めに挑戦しました。最後に大学書道部のボランティアによる書初めの講評を聞き、皆で記念写真を撮って、無事に会を終えることができました。
3.新作3分動画:やさしい日本語アニメ「やさしさが、あったから」
楽しさを前面に打ち出した「やさしい日本語」の普及に取り組んでいる「やさしい日本語普及連絡会」代表の吉開さんからの情報です。
やさしい日本語ラップ「やさしい せかい」、ショートムービー「第三者返答」に続くメッセージビデオとして、標記の動画を公開しました。今回も一貫して「易しい言葉」と「優しい気持ち」両方の大切さを伝えています。
この作品は、中国出身で現在日本に帰化しているイスグリグ静(せい)さんの実話に基づき、「お絵かきムービークリエーター」でもある静さん自身が製作したものとなっています。
当事者自身のストーリーと言葉で紡がれた楽しい3分のアニメーション、よければシェア・紹介してください。
instagram https://www.instagram.com/p/DFY8h8UyvIP/
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=EdPIYUrwRm4
4.エッセイ:崔さんのつれづれ日記(11)
死ぬまで慣れないものもある
長く日本で生活しているので、わたしの生活習慣は、ほとんど日本様式になったと自分では思っている。ただ一つだけ、どうしても日本様式に順応できない習慣がある。わたしはお弁当を冷たいまま食べるのが苦手だ。ごはん・おにぎりを冷たいまま食べることに抵抗がある。多分、私が大連で育ったことに関係がある。
大連の冬は大変寒く、小中高に通った時分、お昼はお弁当持参だった。私の時代、40数年前は学校に食堂がなかった。いまは学校に食堂があるケースが多いみたい、それも種類豊富なレストランレベルの食事を提供するらしい。羨ましいかぎりだ。
本題に戻って、私の時代は一年を通して、登校後クラスごとお弁当を集め、お昼前にボイラー室の大きい鍋で温め、教室で食べた。学校の暖房施設が貧弱であってもお弁当だけは、アツアツで食べられた。今ほど食べ物が豊富ではなかったので、雑穀入りご飯、雑穀入り馒头(小麦粉の蒸しパン)と少々のおかずを仕切りのない四角いアルミ弁当箱に入れて持って行ったものだ。
試しにネットで検索したら、アルミの弁当箱は今、はやっているみたいだが、こんなかわいいものではなく四角い、いまの感覚からするとかなり大きい長方形のものだった(飯盒)。いま、これを書いているだけで、なんだか懐かしい。若い時分に慣れ親しんだ習慣は、なかなか抜けない結果、今もなお、弁当のごはんは冷たいままでは食べられないわたしである。最近は月一回ぐらいのペースでお弁当持参の山歩きツアーに参加している。大体、西武線、青梅線沿いの低山を歩く。私の山歩き用のお弁当はいつも個包装されたパンである。パンなら食べる時、冷え冷えした感触がないのでありがたい。もちろん、お茶は保温力がとても高い携帯保温水筒に詰めて。「習慣は第二の天性」というが、この場合は「雀百まで踊り忘れず」だろうか。
(NIMIC会員 崔香芸)
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