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NIMIC通信 No.2(2006年6月)
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もくじ
- イベントご案内 「共演、ガーナの太鼓・日本の和太鼓」
- 講演会のお知らせ「多文化共生の地域づくり」
- ご報告 「世界の中の西東京、西東京の中の世界~多文化でつながる人と人~」
- 理事紹介
- 今後の事業予定
- NIMIC会員証について
- 募集しています
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[1] イベントご案内「西東京市で響きあう~共演、ガーナの太鼓・日本の和太鼓~」
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NIMICでは、地域に拠点を置く2つの太鼓グループによるコンサートを開催します。日本の太鼓=和太鼓と、ガーナのパーカッションの競演をお楽しみください。
異なる文化のなかに、意外な共通点も見つかるかもしれません。お友達やご家族と一緒にぜひご参加ください。みなさまのご来場をお待ちしております。
日時:2006年6月17日(土) 午後2時から4時(開場:午後1時40分)
会場:西東京市コール田無 多目的ホール
(田無町3-7-2、西武新宿線田無駅北口より徒歩7分)
出演:ウィンチェスター・ニ・テテとその仲間たち、保谷和太鼓会
定員:150人(先着順)
共催:西東京市
入場無料です!
☆★☆出演者のHPご案内☆★☆
ウィンチェスター・ニ・テテ http://www.nii-tete.com/index.htm
保谷和太鼓会 http://members2.jcom.home.ne.jp/happybeat-hoya/pc-index.hzml
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[2] 講演会のお知らせ「多文化共生の地域づくり」
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さまざまな文化をお互いに認め合いながら、地域の同じ住民として、ともに暮らしていくことを目指す「多文化共生」について、一緒に考えてみませんか。講師には、この分野で大変ご活躍されている山脇啓造さんをお迎えします。
日時:7月1日(土) 午前10時から正午
講師:山脇啓造さん(明治大学教授・総務省「多文化共生の推進に関する研究会」座長)
会場:コール田無2階イベントルーム(田無町3-7-2、西武新宿線田無駅北口より徒歩7分)
定員:80人(事前の申し込み等は必要ありません。当日直接会場へどうぞ)
共催:西東京市
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[3] ご報告 「世界の中の西東京、西東京の中の世界 多文化でつながる人と人」
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5月28日(日)、オープンしたばかりの「きらっと」で、西東京市とNIMICによる共催事業を行いました。第1部のリレー講演では、西東京市やこの地域に何らかの縁があり、国際的な活躍をなさっている方々を講師にお迎えし(講師:佐々木 瑞枝さん(武蔵野大学・大学院教授)、岡田正義さん(元サッカー国際主審)、ケイ・アンナさん(タレント、歌手)、リチャード・エマートさん(武蔵野大学教授))、それぞれのご活躍の分野とともに、多文化共生について語っていただきました。それぞれのお話は大変興味深く、また別の機会にもっと詳しく聞いてみたいと感じた参加者が多かったようです。佐々木さんからは「世界青年の船」での多文化共生を西東京市でも実現しよう、岡田さんからは共通ルールのおかげで世界のどこに行っても「サッカー」があることの素晴らしさ、ケイ・アンナさんとリチャード・エマートさんからは日本のことをもっとよく知ろう、というメッセージが届けられました。
また、第2部ではリチャード・エマートさんによる日本語と英語による能という、珍しいパフォーマンスに触れることができました。同じ演目を日本語と英語とで演じていただき、日本人にとっても実はなじみの薄い能についての解説には、第1部のなかで出てきた「日本のことをもっと知ろう!」というメッセージに通じるものがありました。
これを機に、西東京市における「国際交流」「多文化共生」への取り組みによりいっそう市民の理解や関心が高まりますように・・・。
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[4] 理事紹介
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Q&Aにより、理事の素顔をご紹介します!
《質問》 ----------------------------------------------------------------
Q1. 西東京市とのかかわりは?
Q2. 自身の多文化共生体験
Q3. 趣味・特技・好きなこと、またはリラックス・リフレッシュのための時間のすごし方
Q4. これから行ってみたいところ(国や都市など)
Q5. 会員のみなさんにひとこと
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◆佐々木瑞枝(代表理事)
A1. ひばりが丘の駅前に「ひばりが丘プラザ」が建ったときから西東京市に住んではいるのですが、1988年から1992年は山口大学に単身赴任、1992年から2003年までの10年以上横浜国立大学勤務のため、往復5時間もかけて通っていました。2003年より西東京市の武蔵野大学の教授として着任し、やっと職住接近になりました。ああ、よかった!!!
A2. 日本語教育にかかわっていると、実に多くの体験があります。しかし、なんと言っても圧巻は、世界13カ国の青年たちと、3ヶ月を海の上で過ごした「世界青年の船」の講師の時です。 ギリシャ、イタリア、ドイツのヨーロッパグループ、オマーン、サウジアラビア、などの中東諸国、インド、パキスタン、などのアジア諸国、チェニジア、エジプトなどの北アフリカ諸国、そして日本とまさに、船の上は多文化そのもの、甲板で展開される音楽、毎日の食事、講義を受ける姿勢などとても一言では言い表せません。またいつか。
A3. お花が好きです。今はアマリリスが素敵な大輪の花を咲かせています。ベランダのユリが咲くのを待っているところです。
A4. 今年は6月に釜山外国語大学、8月にニューヨークのコロンビア大学、9月にオーストラリアのマッコーリー大学、10月に中国の洛陽大学で講演などがあります。もしかすると、バルセロナでも10月に講演の依頼を受けていますが洛陽大学から帰国して三日後なので、日程の変更を申し入れているところです。行きたいところ、というより、行くべきところ、ですね。定年退職したら、行ったことのないところへ行きたいです。
A5. 「今を生きましょう」
◆山辺真理子(副代表理事)
A1. 現在大学4年の三男が小学校入学の年から旧保谷市の中町に在住。地域とのかかわりはPTAから始まって、地域日本語ボランティア、NIMIC...と続いています。
A2. 高校時代にアメリカの小都市に1年間ホームステイ、「人種のるつぼ」を実感。仕事で毎日留学生と接しているとクラス内はもちろん、日常の小さな会話からもお互いの考え方の変容が見られます。私的には、子育て、夫との生活を通して。
A3. コーヒーとケーキが憩いのひとときでエネルギーの元
A4. ギリシャ?
A5. 思い付きをどんどん形にしていきましょう!
◆木下伸子(副代表理事)
A1. 保谷第二小学校入学の年から住んで、当時は1校しかなかった中学、保谷中卒、保ニ小には3代目が通学中です。(まさに第2の故郷です)
A2. 生まれは中国、帰国後、“進駐軍”の家族の子どもと遊び、就職したころは、仕事で在日韓国・朝鮮の方々と・・・。定年後、国際交流協会で、さまざまな国の方々と交流していましたが、「共生」はこれからですかね。
A3. この年代の男性並の仕事人間できたので趣味も特技もいまいち・・・。一人のシャンソン歌手の追っかけ・東京であるタンゴコンサートは欠かさない。歌舞伎を隔月でみて、年に何回かの旅行が楽しみ、というところでしょうか。
A4. 中国の故郷、スリランカ、アイスランド(脈絡ないとお思いでしょうが、友好協会会員なもので・・・)
A5. まず楽しく、ご一緒に活動しましょう
◆種村 政男(理事)
A1. 今春入学した武蔵野大学への通学路で、ひばりヶ丘から新町まで縦断しております。
A2. 米国駐在時代、自分が外国人として。また今は日々多文化共生中です。
A3. 学園の緑に囲まれたひと時。
A4. 『坂の上の雲』の世界
A5. 会そのものが多文化共生になりたいものです。
◆斉藤勝(理事)
A1. ちょうど20年前、練馬区のマンションから、みどりを求めて引っ越してきました。まわりの景色は大分変わりましたが、たまにはカッコーも啼き、今も大いに気に入った住まいです。
A2. 英国に約5年ずつ2回滞在したこと。家主、近所となり、会社の顧客、同僚、部下など、英欧人はもちろん イスラエル、インド、パキスタン、オーストラリア、 キプロス、西インド、マレーシアなど多くの国の人々と、さまざまな付き合いがありました。
A3. 一つに絞れば音楽を聴くこと。あとは、まだ知らないことを知ること。
A4. まだ未開拓の中国の名所旧跡、もう一度行きたいのは、カイロ、ローマ、北スコットランドです。
A5. いろいろな国々の人々と、ぜひ積極的に付き合ってみてください。
◆楊智(理事)
A1. 1993年から旧田無市に住んでいます。97年にイングビルで北京飯店(中華料理店)を始め、今は二胡教室と中国語教室も開いています。
A2. 公民館で二胡教室や中華料理の講師をしたり、ナイジェリア料理を習ったりしたこと。
A3. 日曜日の午後「きらっと」で家族とバスケットボールをするとき、子どもと一緒にバドミントン、サッカー、将棋、囲碁するときリラックスします。
A4. 娘のいるフランス(パリ・マルセイユなど)、オーストラリアのシドニー
A5. 日本と外国の文化交流を進めていきましょう!
◆鈴木治夫(監事)
A1. 向台町に住んで46年、周りは畑や雑木林でしたが、今は 高層マンションに囲まれるようになってしまいました。
A2. 世界のいろいろな都市で雅楽の演奏会をさせてもらっていると、文化は共生できるし、共生できるのが文化であると実感します。雅楽は、インド、ベトナム、中国、朝鮮、ペルシャなどの音楽と舞が融合し共生し成り立っています。装束も遊牧民族、騎馬民族の裲襠装束もあります。東洋の音楽は、文化の共生のみではなく、自然との共生も含めた哲学を有していると思います。
A3. 雅楽の楽器、笙を作るのが本職で、こちらも注文がたまっているので、この会に関わることがリフレッシュになるのかな。
A4. 雅楽の公演が 各都市であるので 依頼があればどこへでも。
A5. 多文化の共生と、自然との共生は 地球の未来を決めるとても大切なことと思います。
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[5] 今後の事業予定(9月以降) ※詳細は随時お知らせします。
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9月9日(土) 講演会「(仮)市役所と外国人のかかわり」(西東京市市民課長)★
10月1日(日) 講演会「(仮)日本に暮らす外国人と法律問題」(関聡介弁護士)★
10月14日(土) 講演会「(仮)外国人の抱えるメンタル面の問題と相談」(MIA相談員藤谷純子さん)★
10月22日(日) 外国人のための無料専門家相談会(会場:コール田無)★
11月 講演会(予定)★
(2007年)
2月 日本の伝統文化(雅楽)
3月 春休み子ども対象企画「(仮)たのしい英語!」 ※これまで9月実施予定とお知らせしていましたが、変更になりました。
★印は、西東京市との共催事業です。
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[6] NIMIC会員証について
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会員証兼イベント参加時の名札(ホルダーつき)が完成しました!まだお持ちでない方は、イベントにご参加のとき、受付に声を掛けてください。お渡しいたします。まだ定款をお持ちでない方もお申し出ください。
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[7] 募集しています
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NIMICでは、各イベントへの参加はもちろん、受付などのお手伝いをしてくださる方を募集中です。協力できるという方は、お気軽にメールでお申し出ください。
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