西東京市多文化共生センター
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  NIMIC通信 No.101(2014年11月号)
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もくじ
[1] お知らせ「第14回西東京市民まつり
          NIMICブースへおいでください!」
[2] 募集「市報抜粋版『くらしの情報』ボランティア」
[3] お知らせ「NPO市民フェスティバルのご案内」
[4] お知らせ「DVDとリーフレット完成記念講演会
みんなで語ろう!多文化共生について」
[5] 講座お知らせ「『漢字教材キャラバン』がやってくる!」
[6] お知らせ「外国人のためのリレー専門家相談会」
      Professional Consultations for Foreign Residents
[7] 講座お知らせ「アフリカの写真をとおして考える
多文化共生」
[8] 報告「西東京市日本語スピーチコンテスト2014」
[9] 事務局より「経理担当事務員兼相談員募集」
[10] 事務局より「2015年度の事業についてアイディア募集!」
[11] 会員より「武蔵野大学スピーチコンテスト」
[12] 会員より「武蔵野大学90周年記念国際シンポジュウム」
[13] 会員より「多文化社会実践研究・全国フォーラム(第8回)」
[14] 元会員より「今日もホーチミンは・・・(10)」
[15] 会員より「アラ還からのアメリカ生活(3)」
[16] キーワードを読む
「多文化共生」について理解を深めるために(95)
[17] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
[18] 今後の事業予定

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┏[1] お知らせ「第14回西東京市民まつり
          NIMICブースへおいでください!」
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第14回西東京市民まつりが11月8日(土)・9日(日)に開催されます。
 NIMICは、市内に暮らす多様な国籍の人々を同じ地域の住民として捉え、地域づくりをする多文化共生の必要性を市民に広く知ってもらうために、今年も市民まつりに参加します。
昨年度は、延べ25人のボランティアの協力を得てNIMICブースを運営し、約900人(クイズ参加者は356人)に楽しんでいただきました。
市民まつりの全来場者数は約184,000人とのことですから、その約0.5%の市民にNIMICに関する宣伝ができました。
今年も市民まつりをNIMICの名前や活動について知ってもらう良い機会としたいと思っています。
また、NIMIC会員とも交流できる機会ですので、ぜひ足をお運びください。

日時:11月8日(土)午前10時~午後4時、
9日(日)午前9時~午後3時30分
会場:西東京いこいの森公園

※NIMICのブース番号は、会場の正門(ステージの反対側)から
入って、最も右側列(北側)の出入口すぐ近く(ブース番号163と164)と
なりました。
当日のボランテアスタッフは、募集予定数を大幅に超える参加の
申し込みがあり、募集を締め切りました。
ご協力ありがとうございます。 

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┏[2] 募集「市報抜粋版『くらしの情報』ボランティア」
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市報抜粋版「くらしの情報」やさしい日本語担当ボランティアを募集(若干名)します。
くらしの情報は、西東京市の委託を受けて、市報から記事を抜粋し、日本語を母語としない外国人向けに、やさしい日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語に翻訳し、月刊で発行しているものです。
作業は月1回、平日夕方4時半から1時間半ぐらい、イングビルの多文化共生センターで市報の記事を選び、やさしい日本語にリライトします。その後、ボランティア翻訳者の翻訳、イラストの挿入、メールによる数度のチェックを経て完成した最終版を印刷し、それが公共施設に配布されます。
「やさしい日本語」とは、日本語を母語としない日本語に不慣れな人が理解しやすいように初級レベルの文法や語彙、単文などで構成された日本語です。市報の難しい日本語を書きなおす作業ですので、外国語の知識はなくても大丈夫です。
ご興味のある方は作業を見学しながら一緒にやってみませんか?

次回作業日:11月21日(金)午後4時半から(予定)
作業場所:イングビルの多文化共生センター
メールでNIMIC事務局info@nimic.jpへご連絡ください。

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┏[3] お知らせ「NPO市民フェスティバルのご案内」
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今年もNPO市民フェスティバルの時節となりました。「あなたのやる気で、まちを元気に」を今年のテーマとして、市内の約50のNPOや団体が相互の連携と市民との交流や市民の生きがい・やりがいを求めて開催されます。
そこでNIMICもその存在と多様な国籍の人々が多文化共生の地域づくりを進める必要性を市民や他NPO団体に知ってもらうために参加します、また、今年の特徴として、当日午後から「きらっと」1階の体育室で障害者スポーツ、ヒップホップ、太極拳演武、けん玉等が行われ、NPOフェスティバル来場者が参加し見学して楽しめるように企画されました。
会員の皆様も家族や友達と一緒に、「きらっと」で他のNPO団体との交流を楽しんでみませんか。なお、当日のNIMICブースでのお手伝いを募集中ですので、協力できる方はNIMIC事務局にご連絡をお願いします。

日時:11月22日(土)午前10時~午後4時
会場:「きらっと」2階多目的ホールおよび第1体育館(田無公民館隣)

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┏[4] お知らせ「DVDとリーフレット完成記念講演会
みんなで語ろう!多文化共生について」
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DVD「多文化共生ってどんなこと?」と外国につながる子どもたちや市内の活動についてまとめたリーフレットの完成を記念して、外国人住民やボランティアが各自の体験を語り合う会を開きます。
世界70か国出身で様々な文化を持つ人たちと共に、この西東京市を誰もが住みやすい地域にしていくためにできることを考えてみませんか。
当日はDVDを10分間視聴します。参加者にはリーフレット2種(カラーA4)を配布します。

日時:11月29日(土)午後2時~3時30分
会場:田無公民館視聴覚室
参加費:無料(当日直接会場へ)
プログラム:
1.DVD「多文化共生ってどんなこと?」視聴
2.私の考える「多文化共生」
外国人市民と多文化共生に関わるボランティアの話
3.パネルディスカッション

※この事業は、西東京市NPO等企画提案事業に採択されたものです。

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┏[5] 講座お知らせ「『漢字教材キャラバン』がやってくる!」
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横浜市で活動している外国につながる子どもたちの学習支援教室「地球っ子教室」が自ら作成したゲーム感覚で楽しめる漢字教材を持って西東京市にやってきます!
 子どもたちをサポートしているボランティアの皆さん、ご一緒に楽しんでみませんか? 子どもたちの参加も歓迎です。

日時:12月6日(土)午前10時~正午
場所:イングビル3階第3・4会議室
参加費:無料
定員:30名
内容:教材を使った活動(デモをお見せします)
漢字教材各種
スマートフォンで使える漢字アプリの紹介

申込み・問合せ:メールで11月28日(金)までにkouza@nimic.jp へ
主催:地球っ子教室(認定NPO法人地球学校)
共催:NPO法人西東京市多文化共生センター、西東京市

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┏[6] お知らせ「外国人のためのリレー専門家相談会」
      Professional Consultations for Foreign Residents
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弁護士、行政書士、社会保険労務士、臨床心理士、女性のためのカウンセラー、消費生活相談員、市の職員などと無料で相談ができます。
 疑問に思っていることや分からないことを気軽に相談してください。
※秘密は守ります。
※相談には通訳ボランティアが付きます。

日時:12月13日(土)午後1時~3時30分
会場:西東京市南町スポーツ・文化交流センター「きらっと」2階
(西武新宿線田無駅南口徒歩3分)
言語:英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語
※当日直接会場へ。(予約もできます)

結婚・離婚、事故、ビザ、在留資格、労働問題、税金、年金、健康保険、パートナーからの暴力(DV)、商品の購入・品質などのトラブル、心の悩み、出産・育児・教育、健康相談、健診のことなど。
※相談をスムースに行うため、契約書などの資料があれば、相談会に持ってきてください。

予約:西東京市多文化共生センター TEL:042-461-0381

<Professional Consultations for Foreign Residents>
Free consultations with lawyers, municipal administrative officers,social insurance experts, clinical psychologists, advisors on women’saffairs and on consumer issues, etc. will be made available.

Please feel free to come if you have any question or concern that the above specialists may be able to help.

When: Saturday, December 13, 2014; 13:00 to 15:30
Where: Second floor, Minamicho Sports & Culture Center “Kiratto” of Nishitokyo City(a 3-minute walk from the South Exit of Tanashi Station, Seibu Shinjuku Line)
※Please come directly to the venue (or you may also make an appointment at the Nishitokyo Multicultural Center : tel 042-461-0381).

Consultations may cover any issues relating to international marriage,
divorce, accident, visa, residence status,work,problem,tax,pension, health insurance, domestic violence, trouble with merchandis
(e.g. purchase, quality, etc.), emotional matters, childbirth, child-rearing, education, health consultation, health check-ups, etc.

※The information you will provide will be kept strictly confidential.
※Interpretation will be made available in the following languages:
English, Chinese, Korean, Spanish, French and Portuguese.
※If you wish to consult on a specific document, such as an agreement or a contract you have, please bring it with you to enable more precise consultation.

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┏[7] 講座お知らせ「アフリカの写真をとおして考える
多文化共生」
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西アフリカを中心に活躍する写真家の写真をとおし厳しい自然の中、
そこに暮らす人々の姿を見ながら多文化共生について考えてみましょう。

日時:2015年1月17日(土) 午前10時~正午
会場:西東京市役所田無庁舎 202・203会議室
講師:飯塚 明夫さん(日本写真芸術専門学校講師、現代写真
研究所講師、日本写真家協会会員)
定員:30名
参加費:NIMIC会員は無料。その他の方は1,000円
  (当日お支払いください。)
申込み:11月17日(月)から先着順で受け付けます。
      (1)名前(2)所属(3)連絡先(TEL、メールアドレス)を書いて
      メール kouza@nimic.jp またはFAX:042-461-0381へ
お申し込みください。(タイトルを「アフリカ写真講座」としてください。)
共催:西東京市

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┏[8] 報告「西東京市日本語スピーチコンテスト2014」
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10月5日(日)午後1時から、コール田無で、「西東京市日本語スピーチコンテスト2014」が開催されました。当日は、NIMIC子ども日本語教室で学ぶ小学生と中学生計3人のメッセージから始まり、9人の発表者のスピーチに聴衆が聞き入りました。
このコンテストは日本語の優劣を競うものではなく、発表者自身の体験や思いを聴衆が共有し、多文化共生社会実現への一歩とすることを目的としています。
市長と市民審査員7名の合議で、以下の皆さんに各賞が贈られました。
西東京市長賞 楊苔偵(ヨウタイテイ)さん 「噛めば噛むほど見えてくる」
武蔵野大学学長賞 臧志遠(ゾウシエン)さん
「ありがとうボランティアの先生たち」
NIMIC賞 小川ネリーさん 「私の仕事」

アトラクションは、ブルテ・エンフムルンさんによるモンゴル舞踊と楊智二胡楽団のコラボステージ、終了後の交流パーティーも、大いに盛り上がり、発表者と聴衆、運営スタッフ、みんなが感動し楽しんだ1日でした。台風が近づく中、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

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┏[9] 事務局より「経理担当事務員兼相談員募集」
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イングビル事務所勤務の事務員兼相談員を以下のように募集します。

担当日と時間:毎週水曜午前10時~午後4時
(正午~午後1時は昼休み)5時間勤務
時給:870円(2013年度実績)
業務内容:多文化共生センター運営に関わる事務(経理事務を含む)、および外国人相談等
応募条件:NIMIC会員で、Word、Excelの操作がある程度できる方
(お知り合いで、入会希望の方も可)
応募方法:簡単な履歴書を添付してメールでNIMIC事務局
info@nimic.jpにお送りください。

日程調整のうえ、面接をして採用を決定します。決定次第、募集を終了します。
なお、応募書類は決定後、破棄させていただきます。

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┏[10] 事務局より「2015年度の事業についてアイディア募集!」
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NIMICは来年、設立から10年目を迎えます。
NIMICでこんなことをやってみたい、こんな事業があったらいいな・・・など、会員の皆さんが日ごろ抱いているアイディアやご意見はありませんか?
2015年度の事業について、会員のみなさんのアイディアやご意見を募集します。
すぐに事業化できるかどうかわかりませんが、しっかり検討していきます。
締切は12月10日(水)、皆さんのアイディア・ご意見をお待ちしています。
 
 e-mail info@nimic.jp(タイトルを「事業アイディア」としてください)

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┏[11] 会員より「武蔵野大学スピーチコンテスト」
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西東京市内の武蔵野大学では「第10回日本語・中国語スピーチコンテスト」が今年も以下のように開催されます。学部及び大学院留学生代表8名の日本語スピーチコンテストそして日本人学生代表5名の中国語によるスピーチコンテストです。若い人たちの感性溢れるスピーチやグローバルなひとときを楽しんでみませんか。
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「第10回武蔵野大学学長杯 日本語、中国語スピーチコンテスト」
日時: 12月12日(金)午後2時40分~(開場 午後2時30分)
場所: 武蔵野大学 有明キャンパス3号館3階301教室
http://www.musashino-u.ac.jp/guide/campus/access_ariake.html
申し込み:直接会場へ(予約不要です)
(NIMIC会員 種村政男)

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┏[12] 会員より「武蔵野大学90周年記念国際シンポジウム」
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武蔵野大学は本年開校90周年を記念して、「武蔵野大学90周年記念国際シンポジウム」を下記のように豊富な内容で開催します。
どなたでもご参加できます。

日時 12月13日(土)午後1時30分~5時30分(開場 午後1時)
場所 東京国際交流館(東京都江東区青海2-2-1)
http://www.jasso.go.jp/tiec/tokyo_kokusai_ihouse.html
申し込み 直接会場へ(予約不要です)
内容
第1部:海外大学学生や武蔵野大学スピーチコンテスト優勝者のスピーチ
第2部:国際シンポジウム「グローバル人材育成のために日本語教育が果たす役割」
第3部:余興(日本人学生と留学生のコラボパーフォーマンス)

(NIMIC会員 種村政男)

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┏[13] 会員より「多文化社会実践研究・全国フォーラム(第8回)」
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テーマ:多様性があたりまえの社会をめざして
日時:12月13日(土)午後1時~6時
会場:東京外国語大学 府中キャンパス 研究講義棟
定員:200人 入場無料(要申込み)
    http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/
プログラム:※一部抜粋
 ◇基調講演「スペインにおける多文化共生とは」
 立石博高(東京外国語大学長)
 ◇特定課題セッション
  *コミュニティ通訳研究報告
  *多文化社会コーディネーター研究報告
 ◇パネルディスカッション「多様性があたりまえとなる社会とは?」

(NIMIC会員 山辺真理子)

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┏ [14] 元会員より「今日もホーチミンは・・・(10)」
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2007年9月のNIMIC子ども日本語教室開室時より、中心になって活動していただいていた堀明子さんが、ご家族のお仕事の都合で、去年の夏からベトナムに転居されました。連載で現地の様子をお伝えしています。

シンチャオ、みなさん!
中部には観光の拠点となる町が3か所あります。フエ、ダナン、ホイアンです。
ダナンは中部最大の商業都市です。ハン川河口に開け、大型船が並びます。古くから東西交易の中継点として重要な役割を果たし、2~15世紀に勢力を誇ったチャンパ王国の拠点でした。ベトナム戦争時には米軍最大の基地と第1海兵師団司令部が置かれていたそうです。
観光名所のブルーマウンテン(五行山)は、5つの大理石の山々からできていて、エレベーターで登ることが出来ます。ビーチも人気があり、
近年はリゾートホテルが次々にオープンしています。
ダナンから南東に30km 、トゥボン川河口に位置するホイアンは、旧市街全体が世界遺産に登録されています。チャンパ王国の時代からグエン王朝時代にかけて、中国、インド、イスラム世界を結ぶ海上交易の中継点として栄えていました。16~17世紀には、朱印船に乗って日本人の貿易商人も訪れるようになり、最盛期には1,000人以上の日本人が住み日本人町が作られていました。しかし、江戸幕府が鎖国政策をとったことにより町は衰退し、現在、当時の面影はほとんど残っていません。
1593年、日本人によって架けられた木造屋根付きの遠来橋(日本橋)は
東側の日本人街、西側の中国人街を結ぶ橋で、中央に船の安全を
祈願する小さなお寺があります。外国から来る船の停泊地に近かったので遠来橋と呼ばれたそうです。 
ホイアンは、ランタンの町としても有名です。カラフルな提灯は、街灯の少ない夜を幻想的に見せてくれます。夜の散歩にはバッチリ。
旧市街は、土地が低いため毎年のように洪水の被害に悩まされています。昨年は、観光客が浸水した旧市街地を小さなボートで非難する様子がニュースになっていました。地元の人は毎度のことなので慌てるということでもないようでした。
 (ホーチミンシティ自宅にて  堀 明子)

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┏[15] 会員より「アラ還からのアメリカ生活(3)」
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NIMICのくらしの情報多言語版のまとめ役として、また、各種イベントで大活躍された白根祐子さんが、ご家族の都合でアメリカはシカゴ近郊に転居されました。現地からのレポートをお届けします。

日本食品事情
平日は歩いて地元のスーパーに買い物に行きます。そこで椎茸(生・干)、 白滝、醤油、カップラーメン、うどん、そば、酢、冷凍ギョウザが買えます。お店によっておいてある品物が違いますが、アメリカのスーパーで大根、味噌、インスタントみそ汁、海苔、お菓子、カレールウが買えることがわかりホッとしました。ルウの箱に電子レンジでの作り方が書いてあったのは、さすがアメリカ仕様です。週に1回、日本食のスーパーに行きます。切り身魚、納豆、うす切り肉(牛、豚)、油揚げ、さつま揚げなどよく買います。店内に手作りパン屋さんがはいっていて、アンパン、クリームパン、コロネ、惣菜パン、食パン等売っています。お店に入ると、目移りしてしまいます。お昼用に惣菜パンを買うことが多いので、好きなクリームパンは買えず、売っているだけで幸せと思うことにしています。
韓国スーパーにも行きました。店舗の大きさ、品数は新大久保の韓国市場なんてものではありません。圧倒されつつ、味付け焼肉とキムチを買ってきました。1パックの量が多いので、1週間に3回夕食は焼き肉でした。

食洗器と乾燥機
アパートの入居時に、不動産屋さんから食洗器とディスポーザーは機械のためにも、1週間に1回は使ってくださいと言われました。今まで自分のキッチンで食洗器もディスポーザーも使ったことはありませんでした。2人分の食器だから、食洗器は必要ないだろうと思ったのですが、機械のためにと1度使ったら、おおっ!なんと便利なことでしょう。それ以来、夕食後の後片付けに使っています。ディスポーザーは小さい生ゴミを、グィ~ンと細かくして流してくれているようですが、結果が見えないので、食洗器ほどの感激はありません。
もう一つ不動産屋さんに言われたことは、ベランダに洗濯物を干さないでくださいということです。干していると、ご近所からクレームがつく
らしいです。そう言われて、散歩のときほかの家のベランダを見てみると、バーベキューセットやテーブル・イスセットは置いてありますが洗濯物は一軒もありませんでした。晴れていても、雨でも洗濯物を乾かすのは、乾燥機です。
日本でも浴室乾燥機がありましたが、梅雨時や冬の日差しがないときくらいしか使いませんでした。お天気を気にしないで洗濯ができるのはいいですが、ときどきお日様がもったいなくなります。
   (グレンビュー自宅にて 白根 祐子)

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┏[16] キーワードを読む
「多文化共生」について理解を深めるために(95)
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NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。
第95回目の今回は、世界の食にまつわる様々な文化を紹介
した本2冊です。

「手で食べる?」 森枝卓士文・写真 福音館書店 たくさんのふしぎ傑作集
「アジアの台所たんけん」大村次郷写真・文
福音館書店 月刊たくさんのふしぎ2002年12月(第213号)
 
世界中の国々で、様々なものが食べられています。その食べ物を
口へ運ぶ方法は、大きくわけて、手で食べる、お箸で食べる、スプーンやフォークを使うの三つです。食材や料理法からなぜそうなったのかを考え、それぞれの食べ方のエチケットを解説、実際にやってみます。
インド人の先生に教わりながら、子どもたちが手でカレーを食べてみるのですが、これがなかなか難しいんですね。とても面白い視点の本です。
もう1冊は、トルコ、スリランカ、インド、ラオス、韓国、フィリピンの
家庭の台所を紹介。料理が出来てきていいにおいが漂い始めると
家族が集まってくる台所は、温かくて家の中心なのです。
振り仮名がついていて4年生位から読めますが、大人まで楽しめる
本です。   (NIMIC会員 根本 百合)

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┏ [17] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
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英語、中国語、韓国語、スペイン語でのサポートが必要な方が
いらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。

【英語・ENGLISH】 午前10時~午後4時
毎週月~金曜日

【中国語・中文】 午後1時~3時
毎週水曜日、金曜日

【韓国語】 午後1時~3時
第5水曜日、第4金曜日

【スペイン語・ESPANOL】 午前10時~午後4時
毎週水曜日

詳しくはNIMICのHPへ→→→
http://www.nimic.jp/index_multilingual.html

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┏ [18] 今後の事業予定
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※詳細は随時お知らせします。
2014年
11月8、9日 西東京市民まつり出展
    22日  NPOフェスティバル
    29日  みんなで語ろう!多文化共生について
12月6日   『漢字教材キャラバン』がやってくる!
    13日  外国人のためのリレー専門家相談会
2015年
1月17日   アフリカの写真をとおして考える多文化共生

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今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。
みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。
メールはこちら→→→ info@nimic.jp
★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。
http://www.nimic.jp/index_newsletter.html
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発行・編集
NPO法人 西東京市多文化共生センター(NIMIC)事務局
住所 〒202‐0023 西東京市新町1-12-3
e-mail info@nimic.jp
ホームページURL http://www.nimic.jp/index.html
イングビル1F事務所
〒188-0012 西東京市南町5-6-18
TEL/FAX 042-461-0381
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