西東京市多文化共生センター
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  NIMIC通信 No.104(2015年2月号)
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もくじ
[1] イベントお知らせ「子ども対象『英語で楽しく!』」
[2] 募集「子ども対象『英語で楽しく!』サポートスタッフ」
[3] 募集「第9回留学生ホームビジット2015実行委員」
[4] 事務局より「『くらしの情報』編集・カット入れボランティア募集」
[5] 講座報告「アフリカの写真をとおして考える
                        多文化共生」
[6] 講座報告「朗読入門講座
         ~言葉を声に、表現力UPトレーニング~」
[7] お知らせ「市の多言語ホームページ(自動翻訳)を
                          ご覧ください!」
[8] 元会員より「今日もホーチミンは・・・(13)
[9] 会員より「アラ還からのアメリカ生活(6)」
[10] キーワードを読む
   「多文化共生」について理解を深めるために(97)
[11] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
[12] 今後の事業予定

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┏ [1] イベントお知らせ「子ども対象『英語で楽しく!』」
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 いまや、英語はアメリカやイギリスだけでなく、世界中で母語として、または共通語として話されています。グローバル化する世界で生きていく子どもたちに、英語を楽しく体験してもらいましょう。
講師には、フィリピン、オランダ、シンガポール、ベネズエラ出身の英語教育専門家と英語話者をお招きします。英語を学ぶだけでなく、英語に触れることをとおして、別の文化に触れ、その違いを感じさせてあげてください。

日時:3月14日(土)
   (1)午前10時~11時・・・幼稚園年長児、小学校1、2年生
   (2)午前11時30分~午後0時20分・・・幼稚園年少児・年中児
定員:(1) (2)とも各32人(8人×4グループ)
対象:幼稚園年少相当~小学校2年生(学年等は申し込み時点)
(安全のため保護者の送り迎えをお願いします)。要申込み。
参加費:1人500円(当日受付でお支払いください)
内容:英語でのあいさつや簡単な会話(保護者の方も一部ご覧いただけます)
※保護者の方に日本の学校で学ぶ外国籍の子どもたちや多文化共生について理解していただくプログラムがあります。
申込み:往復はがき、またはEメール(携帯メール不可)で、以下の
項目を書いて、2月26日(木)必着でお申し込みください。
   (1)参加するお子さんの氏名とそのローマ字表記
   (2)年少・年中・年長・小1・小2のいずれか
   (3)保護者の名前 (4)住所 (5)電話番号(FAXの有無)
申し込み先:
〒202-8555 西東京市役所保谷庁舎 文化振興課「英語で楽しく3/14」
または bunka@city.nishitokyo.lg.jp
(件名に必ず「英語で楽しく3/14」と明記してください)
※応募者多数の場合は抽選となります。

※記録として、写真撮影をします。ホームページ等で公開することをご了承ください。

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┏ [2] 募集「子ども対象『英語で楽しく!』サポートスタッフ」
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 上記「英語で楽しく」の3月14日(土)当日のスタッフを募集しています。
ご協力いただけるNIMIC会員の方は、事務局 info@nimic.jpにご連絡ください。
※Eメールのみで受け付けています。

募集内容:受付・案内・英語サポーター・・・6名
時間:集合午前9時、解散予定午後1時

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┏ [3] 募集「第9回留学生ホームビジット2015実行委員」
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 NIMIC設立2年目から続いている留学生ホームビジットを、2015年度も以下のような準備期間を経て、6月14日(日)に実施します。

 1日だけのホームビジットですが、留学生にとっては日本の家庭を肌で感じる時間となり、受け入れ家庭も多文化に触れ、世界を身近に感じるようになったと、毎年好評です。
 参加者募集の広報、受け入れ家庭説明会準備、留学生や受け入れ家庭との連絡、留学生と受け入れ家庭のマッチングなどに実行委員としてかかわってみませんか?
 ミーティング回数が少ないなど、それほど負担なく参加できるにもかかわらず、スタッフとしての充実感を味わうことができ、とても楽しかったという感想が寄せられています。

主なスケジュール
3月20日(金) 午後4時30分~6時30分 第1回実行委員会
        (イングビル1F、多文化共生センター)
4月15日号(市報)に受け入れ家庭募集記事掲載
4月半ば過ぎ 近隣大学にチラシポスター郵送(留学生募集)
5月 受け入れ家庭説明会
6月14日(日) ホームビジット当日

分担して進めますので、すべてにかかわる必要はありません。
ミーティング日時にご都合が悪い方も、その旨を書いてお申し込みください。なお、情報共有はメールで行いますので、申し込みもメールでお願いします。

申込み:Email info@nimic.jp
(タイトルを「留学生ホームビジット実行委員」としてください)

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┏ [4] 事務局より「『くらしの情報』編集・カット入れボランティア募集」
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 「くらしの情報」は、西東京市の委託を受けて、市報から記事を抜粋し、日本語を母語としない外国人向けに、やさしい日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語に翻訳し、毎月5日に発行しているものです。A4で4ページが基本で、年に1回程度、記事が多い時は6ページになります。
http://www.nimic.jp/index_newsletter.html
 編集・カット入れの作業は、毎月1日~4日ごろ、翻訳された4ケ国語の原稿に、記事内容の理解を助けるカットを入れ、印刷用版下原稿に編集します。イラストはデータベースがあります。
 原稿はメールでやり取りしますので、ご自宅で作業できます。
英語・中国語・韓国語は専門の翻訳者がいますので、外国語の知識はなくても大丈夫です。版下はワードで作成しますので、ワードを使いこなせる方、ぜひ発行に参加しませんか?
 現在の担当者と交代で隔月にご担当いただける方を1名募集しています。些少ですが、ボランティア費をお支払い致します。

 ご協力いただける方は、メールでNIMIC事務局info@nimic.jpへ
タイトルを「くらしの情報ボランティア」とし、ご連絡ください。

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┏ [5] 講座報告「アフリカの写真をとおして考える
                            多文化共生」
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 1月17日(土)午前10時より田無庁舎会議室に西・北アフリカを中心に取材活動をつづけていらっしゃる写真家、飯塚明夫さんを迎え、講座を開催しました。サヘル(半砂漠)、サハラ砂漠、海岸線と3つの地域に分け160枚の写真で、そこに住む人々の農耕、牧畜、漁労、林業、結婚、交易などを語られました。
 そこから、彼らの生活、文化、宗教などが垣間見え、昨今、なにかと暗いニュースでしか伝えられないアフリカの国々ですが、それ以外の魅力を充分に感じることができました。
 長年、海外で取材をしている講師から最後に「多文化共生とは、お互い相手のことやその文化を尊重、尊敬することだと思う」という言葉があり、とても心に残りました。    (講座担当 清水智子) 

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┏ [6] 講座報告「朗読入門講座
           ~言葉を声に、表現力UPトレーニング~」
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 2月2日(月)イングビル会議室に朗読家の横田千恵子さんをお迎えし「朗読入門講座」を開催しました。最初に、腹式呼吸と基本の発声、発音を教えていただいたあと、すぐに「小さな小さなミシン」(安房直子作)と「あめだま」(新美南吉作)の二作品の朗読練習にはいりました。
 受講者には、日本語学習者の方たちの参加もあり、「声を出して文章を読むことが楽しかったです。」「日本語の雰囲気がわかりました。」といった感想がありました。
 最後の発表のときには、講師のお友達のインドの民族楽器シタール奏者の方が朗読の前後に演奏をいれてくださり、独特なシタールの音色が短時間の練習の成果をより引き立ててくれました。
 今年度の講座はこれで最後になります。また、来年度も楽しい講座を企画してまいりますので、ご参加お待ちしております。
       (講座担当 清水智子)

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┏ [7] お知らせ「市の多言語ホームページ(自動翻訳)を
                            ご覧ください!」
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 市のホームページに、昨年の夏ごろから自動翻訳機能が導入されました。「自動翻訳」ですので、日本語ページが更新されると同時に、自動的に翻訳がされます。言語は、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)の4言語で、トップページの一番上部の右、青いところをクリックすると、翻訳ページに移動します。
 ホームページ上のほとんどが翻訳されますので、市が発信する多くの情報を日本語がわからない方にもお伝えできるのではないかと思います。周りにいらっしゃる外国籍住民の方々にも是非お知らせいただき、みなさまにご利用いただけますと幸いです。
 ただ、画像内の翻訳など、一部サービスの対象外になる部分もあるため、わかりづらい部分もあるかと思います。
また、機械的に翻訳しているため、不十分な点もあるかと思いますが、お気づきの点等がありましたら文化振興課までご意見をお寄せください。
      (西東京市役所文化振興課 周藤倫枝)

西東京市ホームページ http://www.city.nishitokyo.lg.jp

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┏ [8] 元会員より「今日もホーチミンは・・・(13)」
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 2007年9月のNIMIC子ども日本語教室開室時より、中心になって活動していただいていた堀明子さんが、ご家族のお仕事の都合で、去年の夏からベトナムに転居されました。連載で現地の様子をお伝えしています。

 シンチャオ、みなさん!

 寒いですね、やっぱり冬は。
 先日、久しぶりに銀座に行きました。
 半年前に一度行ったことのあるビルを目指していたのですが、前回とは違う出口から地上に出てしまい、みぞれの降る寒い日にうろうろ・・・。事前に調べたのは目的地1から2へ移動する道順。
目的地1でつまずいてしまいました。
 住所表示を確かめながら行けばたどり着けるはずと思ったのですが、なんと肝心の住所表示が見当たらない!?ベトナムでは、お店の看板に必ず住所が書かれているので、すっかりその気になって安易に出かけてしまったのでした。やっと見つけた表示板はとても小さくてお上品。ベトナムのようにバーンと看板に大きく書いてあったら・・・。
 ホーチミン市内では、お店がないところでも、街路樹の幹に番地が書かれているので確実に目的地にたどり着けます。そして、短い間隔で通りの名前が書かれた標識があるので、たとえタクシーの運転手が田舎からの出稼ぎの人だとしても、最短コースを望まなければちゃんと行けるのです。

 現在ホーチミン市は、地下鉄工事が進んでいます。日本企業とベトナム国営企業との共同事業です。溢れるオートバイ、増え続ける自家用車、いつ来るかわからない路線バス、怪しげなバイクタクシー。いつまでこの光景が見られるでしょうか。基本的に歩かないベトナム人が5年後くらいには駅から目的地まで徒歩で移動するようになるかもしれません。
 今は、歩いて帰宅する私に、「後ろに乗りなよ!」と声をかけてくれるオートバイのお姉さんもICカード片手に闊歩するのでしょうか。もう今のようなピンヒールの靴ではいられませんよ、お姉さんたち!

 おしゃれな駅ができたら、きっと街の景色も大きく変わることでしょう。
見たいような見たくないような、ちょっと複雑な気持ちです。
     (西東京市自宅にて  堀 明子)

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┏ [9] 会員より「アラ還からのアメリカ生活(6)」
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 NIMICのくらしの情報多言語版のまとめ役として、また、各種イベントで大活躍された白根祐子さんが、ご家族の都合でアメリカはシカゴ近郊に転居されました。現地からのレポートをお届けします。

Wind Chill
 今年のシカゴの冬は、去年に比べて雪も少なく、暖かいようです。
こちらに長くいらっしゃる人からは、いい冬に来たと言われました。
暖かいと感じるのは、最高気温が氷点下1桁の時です。ある日、お日様が出ていて、風もあまり吹いていなかったので、運動のためと思い、歩いて20分のスーパーマーケットに行こうとしました。舗道は除雪されていませんでした。足跡がついていません。どうも歩いた人はいないようです。5分ほど歩くと体が寒くなってきました。そこへ「どこへ行くの?」とアメリカ人の女性が車から声をかけてくれました。
「スーパーに行く」と言ったら、「私も行くから乗りなさい」と言われ、図らずも見ず知らずのおばさんの車に乗せてもらいました。とても寒そうに見えたとのこと。あとで考えたら「救助」された感じです。
 帰りは歩きました。手袋をしているのに指先はどんどん冷たくなるし、口元までマフラーをしていたのですが、目元は風にさらされているのでだんだんこわばってきました。なんとか無事家に戻りました。あとで話をきいたら、その日はWind Chillという注意報が出ていて、風が冷たく、外に出ると凍傷や低体温症になる恐れがあるとのことでした。
 お日様が出ているからといって油断できません。この日以来、スーパーマーケットもジムも車で行っています。

部屋干し
 こちらに来てから、洗濯物は乾燥機で乾かしていました。冬になり暖房が入るようになってから、部屋の乾燥予防のため、薄いものは部屋干しをするようにしています。シーツやバスタオルなど、大きく厚いものは今まで通り乾燥機です。
 出かけるときなど、洗濯物全部を乾燥機で乾かすことがあります。
そうすると乾燥機で乾かしたほうが、部屋干しよりふっくら仕上がっています。う~ん、考えてしまいますが、ここしばらくは部屋干しをメインにしていこうかと思っています。
   (グレンビュー自宅にて 白根 祐子)

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┏ [10] キーワードを読む
     「多文化共生」について理解を深めるために(98)
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 NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。
 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。
 第98回目の今回は、海の上に暮らす人々の写真集です。

写真集「地球ものがたり 海の上に暮らす」
         関野吉晴 ほるぷ出版 2013年3月
 
 インドネシア、フィリピン近海で、海の上に暮し、自由に移動する漂海民バジョと呼ばれる人々がいます。国籍を持たない彼らの暮らしを紹介する写真集です。
 サンゴ礁で、魚、シャコガイ、エビ、カニ、ウニ、海そうなどを採り、魚や干物を売って米やキャッサバ、調味料などの必要品を買います。
周りの国々が定住策をとり、最近は沿岸部の海上に杭を打って建てた家に住む人々の海上集落もできています。しかし、昔通りに、家船(えぶね)と呼ぶ屋根の着いた木の船に一家族全員が住んで、自由に海の上を行き来する人々もいます。食べるだけの魚を採り、必要な物だけを所有する生活ですが、豊かな海の上で暮らす彼らの表情はとてもおだやかで満ち足りて見えます。子どもたちは学校には行きませんが、親から生活のすべを学びます。明るい笑顔で、働く姿は生き生きしています。
 バジョは「世界でもまれに見る平和的な民族」だそうで、武器は持ちません。彼らの暮らしにはストレスと言う言葉はあるのでしょうか?
「生きる」ということを改めて考えさせてくれる写真集です。
       (NIMIC会員 根本 百合)

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┏ [11] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
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英 語、中国語、韓国語、スペイン語でのサポートが必要な方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。

【英語・ENGLISH】 午前10時~午後4時
毎週月~金曜日

【中国語・中文】 午後1時~3時
毎週水曜日、金曜日

【韓国語】 午後1時~3時
第1水曜日、第3金曜日

【スペイン語・ESPANOL】 午前10時~午後4時
毎週水曜日

詳しくはNIMICのHPへ→→→
http://www.nimic.jp/index_multilingual.html

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┏ [12] 今後の事業予定
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※詳細は随時お知らせします。
2015年
6月14日 留学生ホームビジット
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今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。
みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。
メールはこちら→→→ info@nimic.jp
★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。
http://www.nimic.jp/index_newsletter.html
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