西東京市多文化共生センター
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 NIMIC通信 No.119(2016年5月号)
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もくじ
[1] 事務局より「NIMIC総会のご報告」
[2] 事務局より「2016年度会費納入のお願い」
[3] 募集「留学生ホームビジット 受け入れ家庭」
[4] 募集「企画提案事業2016 ボランティア (体験参加可)」
[5] 募集「『世界ともだちプロジェクト』ボランティア (体験参加可)」
[6] 募集「『西東京市日本語スピーチコンテスト2016』ボランティア
                          (体験参加可)」
[7] 報告「多言語情報部会ミーティング」
[8] 世界の国々・人々
      「フィリピン・セブ島へ 留学生の結婚式」
[9] キーワードを読む
      「多文化共生」について理解を深めるために(113)
[10] 今後の事業予定

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┏ [1] 事務局より「NIMIC総会のご報告」
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 5月8日(日)、第8回通常総会を田無庁舎202,203会議室において開催しました。
 定刻の午後2時に開会、議長に、設立当初から10年間代表を務めた佐々木元代表理事を選出。議長が、正会員170名中、出席者19名、委任状74名で、定款26条に規定する正会員の2分の1以上の定足数に達し、総会が成立することを確認の後、2人の議事録署名人を選出して、第1号議案 から第6号議案までの審議にはいりました。質疑応答が交わされた後、第1号から第6号まで、全ての議案が全会一致で承認・可決されました。
 最後に役員変更として、理事を退き顧問に就任した佐々木代表理事の後任に、山辺元副代表が理事会の決定により代表に就いたこと、その後任に石坂副代表が選出されたことを報告し、山辺新代表より今後に向けての抱負が語られ、閉会しました。
 その後文化担当の楊理事による二胡演奏を楽しみ、お茶とお菓子で懇談をしました。
 新代表を迎えてNIMICは新たな事業も加わり、例年通り盛りだくさんの事業を計画しています。皆様のご協力をお願いいたします。

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┏ [2] 事務局より「2016年度会費納入のお願い」
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 平素はNIMICの活動にご支援・ご協力いただき、誠にありがとうございます。
 NIMICも設立から11年目、「西東京市多文化共生センター」窓口の運営も8年目を迎え、活動の幅も一層広がってきています。
 NIMICの活動は、皆さまおひとりおひとりのご支援に支えられています。2016年度会費の納入を、6月末までに下記の口座によろしくお願い申し上げます。
 個人会員から家族会員に移行される方は、会員番号が変わりますので、その旨事務局へご連絡ください。
 家族会員は ご夫婦と18才以下のお子様が対象です。それ以外の方は、個人会員でのご登録をお願いいたします。

 口座名はいずれも「特定非営利活動法人 西東京市多文化共生センター」です。
1.みずほ銀行ひばりが丘支店 普通預金口座 2386979
2.三菱東京UFJ銀行田無支店 普通預金口座 0034665

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┏ [3] 募集「留学生ホームビジット 受け入れ家庭」
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 現在、西東京市とその周辺にはアジアからの留学生を中心に、世界各国の留学生が住んでいます。NIMICでは、近隣の大学の留学生と楽しく交流できる「ホームビジット」を企画しました。
 留学生にとってはめったにできない日本のふだんの家庭を体験でき、市民の皆さんにとっては異文化を体験する良い機会になり、そこに楽しい交流が生まれることを目的としています。
 留学生を半日お宅に招いてくださる受け入れ家庭を募集します。

■受け入れ家庭説明会
日時 5月15日(日)午前11時~正午
会場 市役所田無庁舎202・203会議室
※申込不要、当日直接会場へ。
※受け入れ家庭は、2人以上のご家族でお願いします。

■ホームビジット実施日
6月19日(日)午前11時イングビルで対面
午後5時ごろまで、各家庭に滞在。
各家庭で最寄駅までお送り頂き、解散してください。

共催 西東京市
問合せ NIMIC事務局(多文化共生センター内)
 TEL:042‐461‐0381(月~金 午前10時~正午、午後1時~4時)
 E-mail:homevisit@nimic.jp

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┏ [4] 募集「企画提案事業2016 ボランティア (体験参加可)」
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 2016年度も市の企画提案事業に採択され、年間を通じて以下の3つの事業を行います。全体の運営に関わってくださる方、どれか1つだけ、または当日だけと色々な参加の仕方があります。会員の皆さま、まずは第1回ミーティングに体験参加してみませんか。

(1)外国人市民実態調査、日本人市民意識調査(印刷、エクセル集計など)
(2)活動のパネル展示と多文化ステージ(6/30-7/2@アスタ)(当日設営、運営など)
(3)市内の小中学校での国際理解授業に協力

第1回ミーティング(企画、今後の進め方検討)
日時:5月17日(火)午後5時~7時
場所:多文化共生センター(イングビル1階)

申込・問合せ NIMIC事務局info@nimic.jpまでお気軽にどうぞ。
資料準備の関係から、体験参加の場合も、5月16日(月)午前中までに申し込み連絡をお願いします。

諸連絡はメールで行いますので、申し込みもメールでお願いします。
(タイトルを「企画提案ボランティア」としてください)

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┏ [5] 募集「『世界ともだちプロジェクト』ボランティア (体験参加可)」
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 2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックの関連教育として、市内の公立小中学校で「世界ともだちプロジェクト」が展開されます。これは、東京都教育委員会からの指示で、グルーピングされたオリンピック参加の国々を各学校が選択し、調べ学習や外国人交流を継続して行っていくものです。
 NIMICは多文化共生事業を実施してきたノウハウと人脈のある団体として、教育委員会からその事業への協力を求められており、具体的なプログラム等を提案できればと検討しているところです。

 これから勉強会と意見交換等を通じて形を作っていくので、多様な皆さまの参加が望まれます。この事業にご興味のあるNIMIC会員の皆様、ぜひ第1回ミーティングにご参加ください。
 テーマに関わらず、企画書や予算書をまとめるのが得意な方の参加も大歓迎です。

第1回ミーティング(企画、今後の進め方検討)
日時:5月24日(火)午後5時~6時30分
場所:多文化共生センター(イングビル1階)

申込・問合せ NIMIC事務局info@nimic.jpまでお気軽にどうぞ。
資料準備の関係から、体験参加の場合も、5月19日(木)までに申し込み連絡をお願いします。

諸連絡はメールで行いますので、申し込みもメールでお願いします。
(タイトルを「世界ともだち」としてください)

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┏ [6] 募集「『西東京市日本語スピーチコンテスト2016』ボランティア」
                           (体験参加可)
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 NIMICでは市と共催で、10月2日(日)に在住外国人の方による第6回スピーチコンテストを開催します。
 そこで、市内日本語ボランティア教室の方々と一緒に、スピーチコンテストと交流会の企画運営を進める実行委員ボランティアをNIMIC会員から募集します。

第1回実行委員会
6月1日(水)午後5時~7時 イングビル第2会議室(見学、体験参加歓迎します)

 この日程に参加できない方、週日昼間や週末しか参加できない方などもご相談ください。ミーティング日時を調整します。今後、月に1~2回のミーティングを予定しています。
 ボランティアの力で運営していくには、様々な仕事を分担していく必要があります。ぜひご参加ください。

申し込み、問い合わせは NIMIC事務局info@nimic.jpまで。
(タイトルを「スピーチボランティア」としてください。)

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┏ [7] 報告「多言語情報部会ミーティング」
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 「くらしの情報」の発行では、リライト原稿の受け取りから、翻訳、編集に至るまで、全てメールでやり取りをしていますが、年に1度、多言語情報部会のミーティングで集まり、「顔の見える関係」を確認しあっています。
 今年も4月16日に24名の参加により、それぞれの役割分担での苦労、疑問、意見を交換しました。「わかりやすい日本語で伝わっているだろうか」「情報量が多すぎないだろうか」「翻訳の統一性をどのように保てばよいだろうか」等深く語り合いました。
 NIMICがスタートする前からこの「くらしの情報」の発行が11年も続いているのは、関わる皆さんのこの熱い思いに支えられてこそということを再確認した会議でした。
(くらしの情報リライト担当 横井道子)

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┏ [8] 世界の国々・人々
        「フィリピン・セブ島へ 留学生の結婚式」
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 「世界の国々・人々」と題したこのコーナーでは、ある国にスポットをあて、その国の文化・人々との交流を、不定期ですが、いろいろな形でお届けします。
 今回は、NIMICの顧問であり、武蔵野大学名誉教授でもある佐々木瑞枝先生の書き下ろしエッセイをご紹介します。

フィリピン・セブ島へ 留学生の結婚式

これまで、様々なスタイルの結婚式に出席してきたが、一番「予想外」のドレスコードだった結婚式はフィリピン・セブ島で、教え子のイサガン君の結婚式に出席した時だ。
彼は「教員研修コース」の留学生で既にフィリピンでは教員だったので、留学途中の結婚式でも不思議ではない。
「先生、私、この人と結婚することになりました」
「明るい感じの人ですね。どんな人?」
「分かりません。親が決めた結婚相手です」
典型的な「写真結婚」のようで、地元でも名家の彼の家では、名家のお嬢様をお嫁さんに決めたらしい。招待状をいただき、セブ島へ。
前日、彼の家に到着、広大な庭では豚の丸焼きが焼かれていて、前夜祭?に人々が集まっている。
「お嫁さんに会った?」「はい、会いました」とイサガン君。
その笑顔からすると、彼女が気に入ったようだ。
当日は家からカソリック教会へ車の列が連なる。ゴシック建築の教会はフィリピンにスペインからキリスト教がもたらされた17世紀当時の建築のようだ。
教会内は数百人は入るだろうか?中央にレッドカーペットが祭壇に続いている。
「先生はメインゲストですから、市長、市長夫人の後、レッドカーペットの上を歩いて進んでください」と司会者。
レッドカーペットの上を共に歩く、メインゲスト20名程の服装を見て驚いた。
男性はタキシード、女性はエメラルドグリーンのロングドレス、男性もタイはエメラルドグリーン、私だけがクリーム色のワンピースだ。
(ドレスコードはないときいていたのに!)
教会には結婚式の参列者がレッドカーペットの両サイドに数百人我々を見つめている、その中をパイプオルガンの音も厳かに、しずしずと歩く。
(ビデオがあれば、後でこの場面を客観的に見られたのに!)
そして正面のメインゲストの席に。
結婚式はキリスト教の司祭様によって厳かに進み、その後は披露宴会場へ。
そこでもメインゲストである私は最前列に参列者の皆さんと向き合って座ることに。(日本からのメインゲストである大学教授の参列がイサガン君の「日本留学経験」を参列者に知らせる役割を果たすことができたようだ。そういう意味でも参加して良かった)
イサガン君とお嫁さんの幸せそうな笑顔が将来の「幸せな家庭」を約束しているようだった。
(佐々木瑞枝)

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┏ [9] キーワードを読む
     「多文化共生」について理解を深めるために(113)
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 NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。
 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。
 第113回目の今回は、新聞で紹介されていた新刊を読んでみました。

「翻訳できない世界の言葉」 
エラ・フランシス・サンダース著 前田まゆみ訳 創元社 2016年4月

 「ひとことでは訳せない、世界のユニークな単語たち」を世界の34か国語の中から54語取り上げ、素敵なイラストとともに紹介したおしゃれな本です。名詞・動詞・形容詞があります。ひとつの単語なのだけれど、こういう場面のこういう状況や気持ちを表していますという言葉の説明と、著者の解説+1行感想が、見開きページに収められています。
 「DRACHENFUTTER」というドイツ語の説明は、「直訳すると『龍のえさ』。夫が、悪いふるまいを妻に許してもらうために贈るプレゼント。」思わず笑ってしまいました。日本語からも4つの単語が収められていますが、みなさん、どんな言葉だと思いますか?「KOMOREBI」「BOKETTO」「WABI-SABI」「TUNDOKU」・・・「ぼけっと」が形容詞になっているのはご愛嬌ですが、なかなか面白い語を取り上げたなと思いませんか?
 疲れた時に、お茶かコーヒーを飲みながらパラパラと覗くのがお勧めの1冊です。
 著者は、異文化体験の豊かな若い女性イラストレーターだそうです。
(NIMIC会員 根本 百合)

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┏ [10] 今後の事業予定
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※詳細は随時お知らせします。
2016年
5月16日 多文化共生社会と地域日本語教育
6月19日 留学生ホームビジット
6月30日-7月2日 パネル展示と多文化ステージ
8月27日 外国人のためのリレー専門家相談会

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今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。
みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。
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