西東京市多文化共生センター |
┌--------------------┐ NIMIC通信 No.152(2019年5月号) └--------------------┘ もくじ [1] 事務局より「NIMIC総会のお知らせ」 [2] 事務局より「NIMIC会員交流会のお知らせ」 [3] 事務局より「2019年度会費納入のお願い」 [4] 募集「第13回留学生ホームビジット 受け入れ家庭」 [5] 募集「『浴衣を着て夏祭り2019』の実行委員(女性)」 [6] お知らせ「子ども日本語ボランティア入門講座」 [7] 世界の国々・人々「エジンバラ城の階段で怪我をして」 [8] 会員より「日本国内の多文化共生:半田だより(31)」 [9] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(146) [10] 今後の事業予定 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [1] 事務局より「NIMIC総会のお知らせ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMICの2019年度通常総会を以下のとおり開催します。 会員の皆さまはぜひご出席ください。 日時 5月12日(日) 午後2時から 場所 田無庁舎 203会議室 http://www.city.nishitokyo.lg.jp/sisetu/city/tanasi.html ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [2] 事務局より「NIMIC会員交流会のお知らせ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC通常総会の終了後、午後3時ごろより会員同士の交流会を開催します。 この交流会から「多文化体験with Kids」や「土日プロジェクト」が生まれました。 多数の皆様のご参加をお待ちしています。 日時 5月12日(日) 午後3時ごろから 場所 田無庁舎 203会議室 ※総会と交流会の案内は議案をつけて4月25日に配信しました。出欠連絡がまだの方は、総会成立のためにご協力をお願いします。 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [3] 事務局より「2019年度会費納入のお願い」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平素はNIMICの活動にご支援・ご協力いただき、誠にありがとうございます。 NIMICも設立から14年目、「西東京市多文化共生センター」窓口の運営も11年目を迎えました。通年で開講している子ども日本語教室は12年目に入り、市内の小中学校で展開している「世界ともだちプロジェクト」等、交流事業も一層充実してきています。今年は入管法改正により、外国人住民の増加が予想され、多文化共生の地域づくりがますます重要になってきます。 NIMICの様々な活動は、皆さまお一人お一人のご支援に支えられています。 2019年度会費の納入を、6月末までに下記の口座にお願いいたします。 各区分ごとの年会費は以下の通りです。 個人会員:2,000円、学生会員:1,000円、 家族会員(ご夫婦と18才以下のお子様が対象):3,000円 口座名はいずれも「特定非営利活動法人 西東京市多文化共生センター」です。 1.みずほ銀行ひばりが丘支店 普通預金口座 2386979 2.三菱UFJ銀行田無支店 普通預金口座 0034665 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [4] 募集「第13回留学生ホームビジット 受け入れ家庭」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 現在、西東京市とその周辺にはアジアからの留学生を中心に、世界各国の留学生が住んでいます。NIMICでは、今年も、近隣の大学の留学生と楽しく交流できる「ホームビジット」を企画しました。 留学生にとっては日本のふだんの家庭を体験できるまたとない機会となり、市民の皆さんにとっては異文化を体験する良い機会になり、そこに楽しい交流が生まれることを目的としています。 留学生を半日お宅に招いてくださる受け入れ家庭を募集します。 ■受け入れ家庭説明会 日時 5月18日(土)、19日(日) 午前10時30分-11時30分 会場 市役所田無庁舎202・203会議室 ※申込不要、当日直接会場へ。 ※説明会は同じ内容ですので、どちらかご都合の良い方にご参加ください。 ※受け入れ家庭は、当日2人以上のご家族でお願いします。 ■ホームビジット実施日 6月23日(日)午前11時 イングビル第3・4会議室で対面 午後5時ごろまで、各家庭に滞在。 各家庭で最寄駅までお送り頂き、解散してください。 共催 西東京市 問合せ NIMIC事務局(多文化共生センター内) TEL:042‐461‐0381(月-金 午前10時-正午、午後1時-4時) E-mail:homevisit@nimic.jp ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [5] 募集「『浴衣を着て夏祭り2019』の実行委員(女性)」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨年に続き今年も、外国人住民と一緒に楽しむ『浴衣を着て夏祭り2019』を7月末に実施予定です。現在のところ、本イベントの実行委員はほぼ男性なので、参加する外国人女性の世話や浴衣の着付け等のために企画の段階から女性の実行委員の協力が必要です。ぜひ、女性のNIMIC会員の皆さま、ご協力をお願いします。 第1回ミーティングは、5月18日(土)14:00-16:00にイングビル1階の「ゆめこらぼ」で実施します。第2回以降は、土曜か日曜の午後で、実行委員の都合により決定します。7月末の実施日まで、全部で3回程度の準備ミーティングを予定しています。 少しでも協力できる方はぜひご連絡ください。 応募&問合せ:NIMIC事務局(info@nimic.jp)、 または高橋(Tel:090-6008-6146)まで (「浴衣を着て夏祭り2019」担当 高橋二朗) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [6] お知らせ「子ども日本語ボランティア入門講座」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 地域に暮らす外国につながる子どもたちが、学校や日常生活において住みよくなるよう支援するため、全8回の子ども日本語ボランティアの入門講座を開催します。多文化共生社会の概論のほか、特に子どもに向けた日本語学習支援方法を教室の見学やワークショップを交えて学びます。 初回は、5月16日(木)午後2時-4時に田無庁舎2階で行います。 スケジュール等詳細は5月1日号市報もしくは西東京市ホームページをご確認ください。 https://www.city.nishitokyo.lg.jp/event/manabu_kangaeru/31nihongovol.html (文化振興課 周藤倫枝) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [7] 世界の国々・人々「エジンバラ城の階段で怪我をして」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「世界の国々・人々」と題したこのコーナーでは、ある国にスポットをあて、その国の文化・人々との交流を、不定期ですが、いろいろな形でお届けします。 今回は、NIMICの顧問であり、武蔵野大学名誉教授でもある佐々木瑞枝先生の書き下ろしエッセイをご紹介します。 エジンバラ城の階段で怪我をして 18歳の時にスキーで大けがをして以来、私の左足はちょっと何かあると捻挫したり、骨折したり、今になるまで何度怪我をしたことか・・・。 英国のエジンバラ大学で講演を依頼され、英語での講演も無事終わり、大学関係の方にエジンバラ城を案内していただいていた時のこと、(武蔵野大学の教授時代なので、60代のころ)、石段をおりながらカメラを構え「パチリ」と撮影した瞬間、石段を踏み外し、左足に激痛が走った。捻挫だった。 友人の案内でエジンバラの町外れにある「松葉杖ショップ」に行き、痛い左足をかばいながら、店のオーナーが小柄な私に合うように松葉杖をセットし、私は英国スコットランドの秋を10日間、松葉杖で過ごすことになった。 しかし、ここで驚く経験をすることになる。混雑している街の中心にある信号をわたり始めると、渡りきらずに信号が赤になっても、横断歩道の前の車はピタリと止り微動だにしない。慣れない松葉杖で、ゆっくりゆっくり横断歩道を渡る私、しかし、クラクションを鳴らす車などなく、まるで見守ってくれるように、私が信号を渡り終わるのを待ってくれているのだ。それはエジンバラの信号のない道を渡る時にも、私が渡り始めるや車はピタリと止まる。さすが、エジンバラ、これなら計画している3泊4日のスコットランド旅行も何とかなるかもしれない、と諦めかけていた旅行を実行することにした。 旅行先ではどこでも過保護ではない温かい目が見守ってくれて、ウイスキーの蒸留所の見学の折りなどは、英国紳士然とした(チェックのジャケットにスラットした姿)男性が、「もしよければ、抱いてあげるので、上まで行ってみたら」とまで言われた・・・でも、さすがにそれは遠慮申し上げたけれど、今でも彼の姿を思いだす。 日本で外国人が怪我をして松葉杖で歩いていたとして、同じことは起きるのだろうかと。 (佐々木瑞枝) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [8] 会員より「日本国内の多文化共生:半田だより(31)」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMICの各種事業のまとめ役として活動されていた白根祐子さんが、ご家族の都合で愛知県半田市に転居されました。アメリカの多文化事情 報告終了からしばらくお休み後、今度は国内の多文化事情報告です。 外国人防災リーダー(2) 今月は総社市の外国人防災リーダーの成り立ちや活動についてお話ししたいと思います。2019年3月末現在、総社市の人口は68,994人、うち外国人は1,531人。半田市は人口120,001人、うち外国人は4,177人です。防災リーダーの譚さんの、「人数が多くても少なくても、抱える問題は同じです」という言葉が印象的でした。 総社市では東日本大震災以降、外国人住民から防災に関する相談や質問が多く寄せられるようになりました。しかし、市が外国人住民を対象にした防災教室を開催しても、なかなか防災に対する意識は向上しませんでした。 そこで、市では外国人住民に対する考え方を転換しました。災害弱者としての「支援される側」から、地域の住民を支援する防災の担い手としての「支援する側」へと変えたのです。2013年に「外国人防災リーダー養成研修」および「総社市外国人防災カード作成」を行いました。1泊2日の実践型研修を含む2回の研修で、ブラジル、ペルー、中国、フィリピンなどの15名が外国人防災リーダーとして認定されました。多言語防災カードは、非常時の連絡先やパスポート番号、持病を書き込めます。災害時に困ったときの日本語、災害情報の収集方法などを記載してあります。ポルトガル語、スペイン語、英語、中国語、韓国語、やさしい日本語で書かれています。2014年の防災訓練では、市民に土嚢の作り方をレクチャーしました。毎年、防災訓練には「教える側」として参加しています。 去年の西日本豪雨の時は、災害情報をポルトガル語、スペイン語、英語で発信し、住民の救助にもあたりました。2018年度も防災リーダーの養成研修会が行われました。新たに7名が認定されました。緑色の帽子とジャンパーのユニフォーム姿が増えていくのは、外国人住民だけでなく日本人にとっても心強いことです。 (NIMIC会員 白根祐子) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [9] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(146) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。 第146回目の今回は、イスラームについてわかりやすく紹介してくれる本です。 『モスクへおいでよ』 瀧井宏臣著 小峰書店 2018年11月 東京の渋谷区に、モスクがあります。イスラームの礼拝所「東京ジャーミィ」で、金曜日には5-600人、ラマダン明けには1000人以上もの人々が集まります。現在の建物はトルコ政府により建てられたもので、建築、内装、調度と、大変美しいイスラーム文化にふれることが出来ます。広報を担当しているのは日本人信徒の下山茂さんです。下山さんによると・・・イスラームはテロ、怖い人々という偏見が広まっている。イスラームは人々の生き方を示す宗教であって、穏やかな教え。テロは虐げられて厳しい環境に置かれた人々が切羽詰まって引き起こす行為であって、宗教とは関係ない。ぜひ直接イスラーム文化にふれて、自分で体験して判断してほしい。・・・とのことです。東京ジャーミィでは一般の方の見学を受け入れていて、特に週末の日本語ガイドつき見学ツアー(約1時間)は人気のようです。 下山さんは1949年生まれです。その下山さんがいつどこでイスラームに出合い、信者になり、今、日本人向けの広報活動を担当しているのか。それらを説明しながら、同時にイスラームについてもわかりやすく伝えてくれる本です。 振り仮名があるので、小学校高学年くらいから読めると思います。みなさんも、ぜひ一度、モスクへ行ってみませんか。 (NIMIC会員 根本百合) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [10] 今後の事業予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5月12日 総会 6月23日 留学生ホームビジット 7月末 浴衣を着て夏祭り ------------------------------------------------ 今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。 みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。 メールはこちら→→→ info@nimic.jp ★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。 http://www.nimic.jp/index_newsletter.html ------------------------------------------------ ========================= 発行・編集 NPO法人 西東京市多文化共生センター(NIMIC)事務局 住所 〒202‐0013 西東京市中町5-12-32 e-mail info@nimic.jp ホームページURL http://www.nimic.jp/index.html 連絡先 〒188-0012 東京都西東京市南町5-6-18イングビル1F ========================= |
Back to Top |
|
HOME | ABOUTUS | ACTIVITIES | VOLUNTEER | CONTACT | LINKS NPO法人 西東京市多文化共生センター Copyright (C) 2011 NIMIC All Rights Reserved. |