西東京市多文化共生センター |
┌-------------------┐ NIMIC通信 No.79(2012年12月) └-------------------┘ もくじ [1] 講座「外国人ホームヘルパーサポート講座(2) 仕事の現場での様々な「書く」コミュニケーション [2] 2回連続講座 「多文化社会のファシリテーション入門・ワークショップ」 [3] イベント予告「世界とつながろうwith Kids 韓国の遊びと音楽をたのしもう!」 [4] 報告「外国人ホームヘルパーサポート講座(1) コミュニケーションの取り方と文化」 [5] 報告「クイズで大いに賑わった 第12回西東京市民まつりNIMICブース」 [6] イベント報告「多文化サロン ~特別編~ 『ペンさんのかんたんタイ料理教室』」 [7] 報告「外国人のためのリレー専門家相談会」 [8] 報告「中国語教室の昨今」 [9] 事務局より「2013年度事業案、講座案大募集!」 [10] 会員より「講座のご案内」 [11] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(74) [12] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程 [13] 2012年度・今後の事業予定 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [1] 講座「外国人ホームヘルパーサポート講座(2) 仕事の現場での様々な「書く」コミュニケーション ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームヘルパー2級の資格を持っていても働いていない人、働いていても書くコミュニケーションに悩んでいる人、8回の連続講座に参加しませんか。 日時:1月18日~3月8日 毎週金曜日 午前10時~正午 会場:イングビル会議室(西東京市役所田無庁舎隣)ほか 対象:ホームヘルパー2級取得者でヘルパーをしていない外国人、 ヘルパーを始めてから1年以内の外国人、 ホームヘルパー2級の資格をもうすぐ取る予定の外国人 定員:20人くらい 費用:受講料無料、教材費1,000円 講師:日本語教師、現場の専門家等 申込み:1月11日(金)までに (1)住所、 (2)氏名(ふりがな)、 (3)連絡先、 (4)ヘルパー資格の有無を明記して メール、電話、FAXでNIMICへ。 メール、FAXは、件名を「ホームヘルパー講座」としてください。 Email:kaigo@nimic.jp TEL&FAX:042-461-0381 主催 北多摩北散住地域在住外国人支援協議会 共催 西東京市 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [2] 2回連続講座 「多文化社会のファシリテーション入門・ワークショップ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ボランティア活動の現場で、目的に向かって活動を作っていきたい、活動をしながら学びを深めたい、活発な議論の場を作りたい、などと思うことはありませんか。円滑な活動を目指して、ファシリテーションを理解し、ふるまい方を体験してみましょう。 日時:1月29日(火)、2月5日(火) 午後1時~4時(3時間) 会場:イングビル第1・第2会議室(西東京市役所田無庁舎隣) 講師:木下理仁さん(かながわ開発教育センター) 定員:30名 参加費:NIMIC会員、西東京市内日本語教室ボランティアは無料 その他の方は3,000円(2回通し) 申込み:NIMIC会員、西東京市内日本語教室会員は1月7日(月)から 先着順で受付。 その他の方は1月15日(火)から受付。 (1)名前、(2)所属、(3)電話番号、(4)メールアドレス を書いて、 kouza@nimic.jp または、Fax:042-461-0381へ。 共催:西東京市 問合せ:西東京市多文化共生センター E-mail:info@nimic.jp TEL:042-461-0381 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [3] イベント予告「世界とつながろうwith Kids 韓国の遊びと音楽をたのしもう!」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 市内に住んでいるいろいろな国の親子と交流しませんか。 2月には韓国をテーマに、遊びや音楽を紹介します。詳細は次号のNIMIC通信でお知らせします。 日時:2月14日(木)午前10時~11時30分 場所:きらっと 定員:親子20組 ┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [4] 報告「外国人ホームヘルパーサポート講座(1) コミュニケーションの取り方と文化」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 9月14日から11月16日までの全8回の講座が終了しました。 高齢化社会が進む中、外国人ホームヘルパーの力を借りなければならない時がやってきました。外国人の中にはヘルパー2級資格を持っている人、勉強中の人、すでに現場で働いている人もいます。 彼らがこの社会で生き生きと働けるようにこの講座が組まれました。 20人の受講生を待っていたのですが、3人だけしか参加がありませんでした。ガーナの男性1人、フィリピンの女性2人です。彼らはすでにヘルパーとして働いていますが、自分のスキルアップのために受講しようと思い、参加したそうです。 職場での(仕事仲間、利用者との)コミュニケーションの取り方、日本の歴史・政治・行事・料理など、これらに加えデイホーム・グループホームの見学をしました。幅広い学びを得、とても満足していました。 講座最後の日は、講座で学んだことを一人一人が現場で生かせることを実感したと話してくれました。3人は、1月から始まる「書くコミュニケーション」も受講し、ヘルパーとしてさらにスキルアップをしたいと言っていました。 これからも地域で頑張ってほしいと思いました。 (講座担当 飯塚 睦) ┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [5] 報告「クイズで大いに賑わった 第12回西東京市民まつりNIMICブース」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMICは、今年も11月10・11日に開催された市民まつりに参加しました。延べ19人のブース当番ボランティアの協力の下、NIMICブースへの来場者数は429名と盛況でした(今年度は実数をカウント)。 各種事業の紹介を約50~60名ほどの来場者にし、季刊紙“わ”や入会案内パンフなど延べ61部を配布しました。また、事業紹介の写真パネルを見て、参加方法や対象者などの具体的な質問があり、説明しました。 ブースには5か国語の世界地図を貼り出し、“世界の港巡り10”と“隣国ウォーキング10”のクイズを実施しましたが、290名と昨年より30名多い参加者がありました。大人は、自身の旅行先に思いを重ねて参加していた方が多かったようでした。 また、親に薦められて参加する子どもたちがいる一方で、小学校高学年の友人数名で相談しながら回答する姿も多く見られました。 今回も、多くの市民の方々にNIMICの存在を知ってもらう絶好の機会になったと思います。 (市民まつり担当 高橋二郎) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [6] イベント報告「多文化サロン ~特別編~ 『ペンさんのかんたんタイ料理教室』」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 11月28日(水)消費者センター(12名・スタッフを含む)で「ペンさんのかんたんタイ料理教室」を行いました。当日までにペンさんと何度もレシピの確認をして、スーパーのセール日を目指し、3回に分けて買い物に行きました。 初めてお借りする消費者センター調理室の下見をし、お鍋やお皿等、この料理にはこれ、あれ、と前日に決めておきました。 当日は10時開始に皆さん揃ってエプロンをきりりと締めて“さぁ”と始まりました。メニューはメインのグリーンカレー、春雨サラダ、豚肉サラダ、タピオカのデザート付の豪華なコースでした。カレーの野菜は早く煮えるように工夫され、タピオカのデザートはより可愛く小さく丸めてガラスの器に盛りました。春雨サラダは彩りも綺麗でお正月料理に取り入れてみようと思いました。ペンさんの指示に皆さん手際よく腕前を発揮されていました。 美味しいものを食べると笑顔になりますね。和やかな笑い声と共に時間どおり終了となりました。初めての料理教室のサポート、皆様の協力を頂いて、良い経験をさせていただきました。 (NIMIC会員 渡辺 京) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [7] 報告「外国人のためのリレー専門家相談会」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 12月8日(土)、きらっとで、「外国人のためのリレー専門家相談会」を 開催しました。弁護士等16人の専門家と、24人の通訳ボランティアの方に ご協力いただきました。当日は、4人9件の相談があり、件数としては 多くありませんでしたが、今年も相談者の方の相談後の晴れやかな顔が 見られ、継続して実施していくことが大切であると感じました。 参加したスタッフからは、「各種業種の方と情報交換することができ、 有意義だった」「外国人相談の意識が高まった」という感想がありました。 相談会の情報源は「知人から聞いた」ということが少なくありません。 お近くに悩みを抱えている外国人の方がいれば、ぜひご紹介ください。 次回の相談会:1月19日(土)13:00~16:00あんさんぶる荻窪 問合せ 杉並区交流協会03-5378-8833 (西東京市役所文化振興課 水口紅美子) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [8] 報告「中国語教室の昨今」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中国語教室がスタートしてから、この10月で3年が経過。東京大学大学院練先生のご厚意で始まった教室で、何時まで続くか心配でしたが、毎月2回の開催ペースで、あっと言う間に3年が過ぎた感じです。 練先生もお忙しく、最近は時間がとれない状況で、研究室の院生が交代で先生役を務められ、毎回楽しく中国語の勉強をしています。 中国語を学ぶのは勿論ですが、勉強の中にでてくる中国の習慣、行事、教育他の様々な話題について、お聞きするのも、中国という国を理解するのに大変役に立っています。同時に、日本の事情を説明することで、先生方の日本理解も深まっているように感じます。 センターでの勉強だけではなく、中国・日本料理の交流(それぞれ料理を作って、レシピの交換)では、料理を作りながら、日中料理を堪能。 夏には暑気払い(練先生のご家族も参加され、和気あいあいと)、冬には忘年会(新年会)と、楽しい時間を過ごしています。これからも、自然体で、長く続けられるようにと思っています。 (NIMIC会員 小野 博) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [9] 事務局より「2013年度事業案、講座案大募集!」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いつもNIMICの事業にご協力頂き有難うございます。 事務局では、現在2013年度の事業計画案を作成中です。 こんな事業があったらいいなあ、とか、こんな講座があったらいいなあというご希望やご意見を、ぜひお寄せください。 NIMICの事業は、会員の市民ボランティア活動として実施しているので、予算や時間が足りなくてできないこともありますが、皆さまのご意見を元に活動を進めていきたいと思います。 また、こんなことができます!という自己アピールも大募集中です。 12月20日(木)までに、NIMIC事務局宛てにメール(info@nimic.jp)、またはファックス(042-461-0381)をお寄せください。 メールの場合はタイトルを「2013事業・講座案」としてください。 たくさんのご意見をお待ちしています。 ┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [10] 会員より「講座のご案内」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 寒い冬、ひばりが丘パルコ5階の教室で「心の通う授業」を受講してみませんか。 1月から3月にかけて各講座、一か月に2回、合計5回開催される予定です。 詳しくは、ひばりヶ丘カルチャーセンター(TEL:042-421-4511)にお問い合わせください。 ■スペイン語講座(木曜日夕方) スペイン語の基礎会話を学びます。 講師 ベラさん(武蔵野大学留学生) ■ジュニア英会話講座(対象は小学生・金曜日夕方) 自然に話せる英語を毎回、トピックごとに指導します。 講師 Mizue SASAKI(元朝日新聞英字版ASAHI EVENING NEWS コラムニスト)&ディエゴさん(武蔵野大学留学生) ■「日本語再発見」講座(金曜日夜) 日本語を外国人に教えたい人、日本語に興味を持っている人。 自分の母語である日本語を見直す良い機会です。 講師 佐々木瑞枝(武蔵野大学教授) 【内容】 1 日本語は国語とどう違うの? 2 日本語は曖昧だというけれど、どう曖昧なの? 3 和語・漢語・外来語の区別 4 日本語のアクセントについて考えよう (NIMIC会員 佐々木瑞枝) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [11] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(74) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。 第74回目の今回は、イラクの難民キャンプからオランダへ移民することになったクルド人一家の話です。 『はばたけ!ザーラ ― 難民キャンプに生きて ―』 コリーネ・ナラニィ作 トム・スコーンオーヘ絵 野坂悦子訳 鈴木出版 2005年 \1,400 ザーラの家族はクルド人、10年前ホメイニ師の宗教革命の後イランの家を焼かれて、イラクの難民キャンプに逃げてきました。両親と長女のザーラ(10歳)、二人の妹、弟の6人家族です。弟のレザは生まれつき重い心臓病で、一刻も早く手術を受けなければ生きられないことから、赤十字を通じてオランダでの手術と一家全員の移住が決まりました。 難民キャンプでの暮らしと、その後の生活が急激に変化する中での戸惑いや不安を、10歳の少女の目線で描いてあります。 オランダは色々な面に寛容な国で、トルコ人、モロッコ人や旧植民国などから多くの移民も受け入れており、現在、その総数は全人口の約20%にのぼっています。 著者は1940年オランダ生まれ、1960年代にイラン人留学生と結婚しテヘランで暮らしていましたが、宗教革命がはじまり、二人の子どもを連れて帰国しました。イラクの難民キャンプからオランダへやってきたクルド人一家と長く付き合いがあり、この本はフィクションとして書きましたが、現実の話にもとづいているそうです。 なかなか声になりにくい移民する側の気持ちや戸惑いが、よくわかります。 子どもはいざオランダへ着いてしまうと意外に落ち着いてしまうのに、ぴかぴか光る台所や冷蔵庫を与えられてすぐに家族のご飯を作らなければならない母親のこれからを思うと、心が痛みます。 (NIMIC会員 根本 百合) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [12] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 英語、中国語、韓国語、台湾語、スペイン語でのサポートが必要な方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。 【英語・ENGLISH】 午前10時~午後4時 毎週月~金曜日 【中国語・中文】 午後1時~3時 毎週水曜日・第1~3金曜日 【台湾語・台湾話】 午後1時~3時 第2・4水曜日 【韓国語】 午後1時~3時 第1~3金曜日 【スペイン語・ESPANOL】 午前10時~午後4時 毎週火曜日 詳しくはNIMICのHPへ→→→ http://www.nimic.jp/index_multilingual.html ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [13] 2012年度・今後の事業予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※詳細は随時お知らせします。 2013年1月18日 外国人ホームヘルパーサポート講座(2)開始 29日・2月5日 多文化社会のファシリテーション入門・ワークショップ 2月14日 世界とつながろうwith Kids ------------------------------------------------- 今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。 みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。 メールはこちら→→→ info@nimic.jp ★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。 http://www.nimic.jp/jpn/magazine/back_number.html -------------------------------------------------- ========================= 発行・編集 NPO法人 西東京市多文化共生センター(NIMIC)事務局 住所 〒202‐0023 西東京市新町1-12-3 e-mail info@nimic.jp ホームページURL http://www.nimic.jp/index.html イングビル1F事務所 〒188-0012 西東京市南町5-6-18 TEL/FAX 042-461-0381 ========================= |
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