西東京市多文化共生センター |
┌-------------------┐ NIMIC通信 No.81(2013年2月) └-------------------┘ もくじ [1] 講座「イラスト入門講座 ~日本語ボランティア&地域活動のために」 [2] イベントお知らせ「子ども対象『英語で楽しく!』」 [3] 募集「子ども対象『英語で楽しく!』サポートスタッフ」 [4] 急募!「『くらしの情報』リライト要員、印刷補助要員」 [5] 報告「外国人ホームヘルパーサポート講座(2) 始まりました」 [6] 講座報告「多文化社会のファシリテーション入門・ ワークショップ」(2回連続講座) [7] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(76) [8] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程 [9] 2012年度・今後の事業予定 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [1] 講座「イラスト入門講座 ~日本語ボランティア&地域活動のために」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 地域活動や日本語教室などで、ちょっとイラストが描けたらいいのに・・・と思ったことはありませんか? 誰にでも、手早く、わかりやすく、しかも楽しく伝えることができる――そんな“コミュニケーション・ツール”としてのイラスト描きのコツをつかむ入門講座です。お気軽にご参加ください。 日時:2月12日(火)、19日(火)午後2時~4時(2回連続講座) 会場:2月12日 田無庁舎202会議室、 19日 イングビル第1会議室 講師:深田みのりさん(東京日本語文化学校などで日本語講師、日本語教育教材のイラスト作成経験多数) 定員:20名程度(若干、空きがあります) 参加費(2回通し):NIMIC会員は500円、その他の方は2,000円 (当日お支払いください) 申込み:名前、住所、連絡先(TEL、メールアドレス)、所属を書いて、 info@nimic.jpへ。 問合せ:西東京市多文化共生センター Email:info@nimic.jp ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [2] イベントお知らせ「子ども対象『英語で楽しく!』」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いまや、英語はアメリカやイギリスだけでなく、世界中で母語として、または共通語として話されています。 グローバル化する世界で生きていく子どもたちに、英語を楽しく体験してもらいましょう。 講師には、フィリピン、オランダ、トンガ出身の英語教育の専門家や英語話者をお招きします。 英語を学ぶだけでなく、英語に触れることをとおして、別の文化に触れ、その違いを感じさせてあげてください。 日時:3月16日(土) (1)午前10時~11時・・・幼稚園年長児、小学校1、2年 (2)午前11時30分~午後0時20分・・・幼稚園年少児・年中児 定員:(1) (2)とも各24人(8人×3グループ) 対象:幼稚園年少相当~小学校2年生(学年等は申し込み時点) (安全のため保護者の送り迎えをお願いします)。要申込み。 参加費:1人500円(当日受付でお支払いください) 内容:英語でのあいさつや簡単な会話 (保護者の方も一部ご覧いただけます) ※保護者の方に日本の学校で学ぶ外国籍の子どもたちについて理解していただくプログラムがあります。 申込み:往復はがき、またはEメール(携帯メール不可)で、以下の項目を書いて、2月28日必着でお申し込みください。 (1)参加するお子さんの名前(ふりがな) (2)年少・年中・年長・小1・小2のいずれか (3)保護者の名前 (4)住所 (5)電話番号(FAXの有無) 申し込み先: 〒202-8555 西東京市役所保谷庁舎 文化振興課「英語で楽しく3/16」 または bunka@city.nishitokyo.lg.jp (件名に必ず「英語で楽しく3/16」と明記してください) ※応募者多数の場合は抽選となります。 ※記録として、写真撮影をします。ホームページ等で公開することを ご了承ください。 ※申し込み方法などの詳細は、西東京市報2月15日号にも掲載されています。 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [3] 募集「子ども対象『英語で楽しく!』サポートスタッフ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 上記「英語で楽しく」の3月16日(土)当日のスタッフを募集しています。 ご協力いただける方は、事務局 info@nimic.jpにご連絡ください。 ※Eメールのみで受け付けています。 募集内容:受付・案内・英語サポーター・・・6名 時間:集合午前9時、解散予定午後1時 場所:きらっと ※英語サポーターの方は、2月20日(水)午前10時から事前 打ち合わせがあります。 ご連絡をお待ちしています。 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [4] 急募!「『くらしの情報』リライト要員、印刷補助要員」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC多言語部会は、月に1度市報抜粋版「くらしの情報」を市の委託を受けて制作しています。 「くらしの情報」は、市報の1日号・15日号から外国人に役立ちそうな記事を選び、やさしい日本語のルビ版、英語・韓国語・中国語の翻訳の4言語で編集し、市内公共施設で配布しています。 近々、やさしい日本語にリライトする方が引っ越し等でおやめになります。2~3人ではできない作業です。ぜひ新しい方に参加していただき、多言語情報提供という多文化共生に関わる大切な事業を続けていきたいと思います。 毎月の作業の流れは以下の通りです。 (1)21~25日ごろ:市報原稿(配布前の初校)から記事を選びやさしい日本語にリライトする(イングビル多文化共生センター) (2)ルビ版担当からメールで送られてくる原稿の内容と誤植をチェックする (3)翌月3~5日:イラストの入った原稿を最終チェックする (4)翌月3~5日:560部の印刷と配布先別に仕分けをする(イングビル) 市報記事をやさしい日本語にリライトすることに興味をもたれた方、多文化共生に関わる活動をしてみたいと思っている方、何か楽しそうな作業だなと思われた方・・・・・・、ぜひ一度リライト現場を見学に来てください。2月21日(木)、3月25日(月)午後4時30分からイングビルの多文化共生センターで活動しています。 問合せ:白根(TEL:042-468-6266、Eメール:sachibei.tbshm@jcom.home.ne.jp) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [5] 報告「外国人ホームヘルパーサポート講座(2) 始まりました」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今年度、NIMICでは近隣市NPO団体との協力のもと、東京都の助成により外国人ホームヘルパーサポート講座を開いています。 秋にはNIMICが主体となり「コミュニケーションの取り方と文化」に関する講座を開講しました。1月18日から清瀬市から講師を迎え「書くコミュニケーション」に関する講座が始まりました。 介護ヘルパーとして働くうえで欠かせないのが日誌を書くことです。 しかし、外国人にとっては、そう簡単なものではありません。今講座では現役日本人ヘルパーと日本語教師がペアになって指導しています。 受講者は、すでに働いている人5人、資格取得予定者(中国)が2人です。非漢字圏のガーナ・ネパール・フィリピン出身者は「書く」ことには苦痛を感じているようですが、熱心に聞き入っていました。 真剣そのものです。少しでも、わかるように日誌を書きたいという気持ちが伝わってきます。 特に「事故報告書」「ひやりはっと」を書くときは、事実と自分の意見とをはっきり区別して書かなければならないと先輩ヘルパーさんからの注意に一生懸命うなずいていました。8回終了後が楽しみです。 (講座担当 飯塚睦) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [6] 講座報告「多文化社会のファシリテーション入門・ ワークショップ」(2回連続講座) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1月29日(火)・2月5日(火)にイングビル会議室にて「多文化社会のファシリテーション入門・ワークショップ」が開かれました。講師には、かながわ開発教育センターの木下理仁(よしひと)さんをお迎えし、 1回目は「会議や打ち合わせに使えるワークショップのノウハウ」、 2回目は「楽しく学ぶためのワークショップの進め方」ということで実際にワークショップを体験しながらの講座でした。 ファシリテーターというのは、「宴会の幹事」のようなものというたとえのように、机のセッティングを工夫したり、BGMを流したりとちょっとした気配りが、円滑な会議や活動につながることが実際に体験することで、とてもよく理解できました。 2回目の楽しく学ぶためのワークショップでは、写真やカードなどを使い、活発な話し合いができる方法などを教えていただきました。 今回は各回3時間の講座でしたが、受講者からは時間を感じさせない楽しい講座で入門編に続く第2弾を望む声も多くよせられました。 (講座担当 清水智子) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [7] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(76) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。 第76回目の今回は、莫言(モオイエン)の「蛙鳴(あめい)」です。 『蛙鳴』莫言 作 吉田富夫訳 中央公論新社 2011年5月 \2,800 作者は、1955年に中国山東省高蜜県で農民の子として生まれ育ちました。60年代幼くして文化大革命に遭い、小学校を中退。兄の教科書や小説を読み文学に目覚めました。76年人民解放軍に入隊し、軍に在籍しながら執筆活動を開始。短編から長編まで作品は多く、農村を舞台に農民の生命力を描いています。『赤い高粱』(抗日戦争を描く)は超芸謀監督により映画化され、88年ベルリン映画祭金熊賞を受賞。『蛙鳴』(2009年発表)は〈一人っ子政策〉を真正面から取り上げた作品で、2011年に中国の茅盾文学賞を受賞しています。 476頁という長編ですので、ごく簡単に内容を紹介します。 中国人脚本家から信頼する日本人文学者へあてた書簡という形式で書かれた第1~4部と戯曲の全5部からなります。話し手は作家のオタマジャクシで、伯母を中心に自分や同級生たちの人生を描いています。 伯母は近代医学の知識を身に着けた産婦人科医の万心(ワンシン)です。 まだ医学的な出産知識などなかった農村高蜜県で、戦後のベビーブームにほとんどの赤ちゃんを取り上げて感謝と尊敬を集めますが、やがて人口抑制政策が始まり…紅衛兵につるし上げられ… 〈一人っ子政策〉の実施のためには非合法妊娠の摘発・堕胎…。 中国社会の根幹である家族制度を揺るがす変化が、農村のくらしの移り変わりとともに描かれて、必死に生き抜いていく人々の姿に、〈生きる〉ことの重さを感じます。 非常に率直に書かれたこの本が中国で出版されて賞を受賞したことに驚きました。様々な受け取り方もあるようですが、2012年のノーベル文学賞を受賞したことで中国国内でも、世界中の人々にもより広く読まれることでしょう。中国現代文学をもっと読まねばと思いました。 著者が来日した折りの講演録の翻訳がインターネットで手に入りますので、興味のある方はご覧ください。 莫言氏『蛙鳴』刊行記念講演会:2011年7月27日中央公論新社にて (NIMIC会員 根本 百合) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [8] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 英語、中国語、韓国語、台湾語、スペイン語でのサポートが必要な方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。 【英語・ENGLISH】 午前10時~午後4時 毎週月~金曜日 【中国語・中文】 午後1時~3時 毎週水曜日・金曜日 【韓国語】 午後1時~3時 第3・4水曜日・第2金曜日 【スペイン語・ESPANOL】 午前10時~午後4時 毎週火曜日 詳しくはNIMICのHPへ→→→ http://www.nimic.jp/index_multilingual.html ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [9] 2012年度・今後の事業予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※詳細は随時お知らせします。 2013年 2月12日・19日 イラスト入門講座 14日 世界とつながろうwith Kids 3月16日 子ども対象『英語で楽しく!』 ------------------------------------------------- 今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。 みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。 メールはこちら→→→ info@nimic.jp ★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。 http://www.nimic.jp/jpn/magazine/back_number.html -------------------------------------------------- ========================= 発行・編集 NPO法人 西東京市多文化共生センター(NIMIC)事務局 住所 〒202‐0023 西東京市新町1-12-3 e-mail info@nimic.jp ホームページURL http://www.nimic.jp/index.html イングビル1F事務所 〒188-0012 西東京市南町5-6-18 TEL/FAX 042-461-0381 ============== |
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