西東京市多文化共生センター |
┌-------------------┐ NIMIC通信 No.82(2013年3月) └-------------------┘ もくじ [1] 事務局より「NIMIC総会のお知らせ」予告 [2] 募集「第7回留学生ホームビジット2013実行委員」 [3] 講座報告「イラスト入門講座 ~日本語ボランティア&地域活動のために」 [4] イベント報告「世界とつながろうwith kids ~韓国のあそびと音楽を楽しもう~」 [5] 講座報告「外国人ホームヘルパーサポート講座」 [6] 会員から「留学生ホームビジットのその後 ~ホームビジットの小さな輪から~」 [7] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(77) [8] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程 [9] 今後の事業予定 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [1] 事務局より「NIMIC総会のお知らせ」予告 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC総会を以下の日程で開催する予定です。 会員の方はどなたでも参加できますので、ぜひご参加ください。 日時 5月19日(日) 午後 ※詳細未定 詳細は決定次第、NIMIC通信やNIMICのHPでお知らせします。 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [2] 募集「第7回留学生ホームビジット2013実行委員」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC設立2年目から続いている留学生ホームビジットを、2013年度も以下のような準備期間を経て、6月16日(日)に実施します。1日だけのホームビジットですが、留学生にとっては日本の家庭を肌で感じる時間となり、受け入れ家庭も多文化に触れ、世界を身近に感じるようになったと、毎年好評です。 参加者募集の広報、受け入れ家庭説明会準備、留学生や受け入れ家庭との連絡、留学生と受け入れ家庭のマッチング、交流パーティーの企画などに実行委員としてかかわってみませんか? ミーティング回数が少ないなど、それほど負担なく参加できるにもかかわらず、スタッフとしての充実感を味わうことができ、とても楽しかったという感想が寄せられています。 主なスケジュール 3月26日(火) 午後4時~6時 第1回実行委員会(イングビル1F、多文化共生センター) 4月15日号(市報)に受け入れ家庭募集記事掲載 4月半ば過ぎ 近隣大学にチラシポスター郵送(留学生募集) 5月18日(土) 受け入れ家庭説明会 午前11時~正午 実行委員ミーティング 正午~午後1時 6月16日(日) ホームビジット当日 (交流パーティー) 分担して進めますので、すべてにかかわる必要はありません。 ミーティング日時にご都合が悪い方も、その旨を書いてお申し込みください。 なお、情報共有はメールで行いますので、申し込みもメールでお願いします。 申込み:Email info@nimic.jp (タイトルを「留学生ホームビジット実行委員」としてください) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [3] 講座報告「イラスト入門講座 ~日本語ボランティア&地域活動のために」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMICでは、2月12日(火)と19日(火)の2回連続で田無庁舎会議室・イングビル会議室をお借りして、「イラスト入門講座」を開きました。 講師には、日本語教師であり、また日本語教育教材のイラストも多数描かれている 深田みのりさんをお迎えしました。市内日本語教室のボランティアとして活動している方々のほかにも、西東京市内外で様々な地域活動をされている方たちの参加もあり、参加者の多くは、「小さいころから絵はちょっと・・・」という方たちだったのですが、2回の講座の終わるころには、「もしかしたら、私って結構いい線いっているかも・・・」と思うくらい楽しんで絵を描くことができるようになりました。 講師からは、「大切なのは、上手さだけでなく、伝わること」「楽しんで描く」ということを教えていただき、早速、帰り道に自分のお気に入りのペンをさがしに文房具店に立ち寄られた参加者も多かったのではないでしょうか。 (講座担当 清水智子) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [4] イベント報告「世界とつながろうwith kids ~韓国のあそびと音楽を楽しもう~」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2月14日、南町スポーツ文化センター・きらっとの多目的ホールには、8ヶ月から3歳までの子ども14人と大人11人、計25人の皆さんが集合。挨拶講座や韓国についてのクイズからスタートしました。 離乳食にキムチを食べる、人気があるのは英語幼稚園などのクイズに、参加者のお母さんたちは興味津々の様子でした。 続いて3冊行った多言語読み聞かせでは、手遊びもしました。 なお、原本が小さな絵本だったので、韓国の出版社に「拡大コピーしての読み聞かせ利用」の許諾を得ました。 次に登場したのは、韓国の古楽器「チャンゴ」を中心とした打楽器グループ「保谷ケンチャナヨ」の皆さん。演奏中に、ノリノリで踊る子もいました。さらに楽器演奏体験もありました。 工作コーナーでは、韓国のお面とうちわを模した木製の札に、サインペンで色付けを行いました。皆さんそれぞれが、札の裏に子どもや自分の名前をハングルで書いてもらって嬉しそうでした。また、韓国文化院からお借りした展示物を見ていただく時間も作りました。 当日、講師を務めてくださった方々、設営や受付などをご担当いただいたスタッフの皆さん、総勢14名のご協力ありがとうございました。 2011年にスタートした小さな子どもを連れて多文化を楽しむイベントですが、2012年度は市のNPO等企画提案事業に採択され、「世界とつながろうwith Kids」とタイトルを変え、大掛かりに無事3回のイベントを終了しました。来年度は、小さな子どもを連れての企画運営が負担にならず楽しめることをめざし小規模に行う予定です。ご興味のある方は、NIMIC通信に注目してお待ちください。 (with Kids 実行委員 徳丸由利子) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [5] 講座報告「外国人ホームヘルパーサポート講座」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 9月に始まった今講座は本日をもって終了しました。 9月から11月までの前半は、仕事場の同僚と、円滑に仕事をするには、そして、利用者とのコミュニケーションを上手にとるにはどうしたらよいかを学びました。介護現場の先輩、外国人ヘルパーとしてすでに働いている先輩たちからいろいろなことを学びました。 そして1月からは、いよいよ書くコミュニケーションが始まりました。 前半の講座とは違った真剣さが伝わってきました。 事故報告書、ヒヤリハット報告書などの書き方、専門用語の難しい漢字にも挑戦し、苦戦をしていましたが、講師のアドバイスを得て、事故報告書には、事実と自分の意見をはっきりと区別して書けるようになりました。最後にみんなでこの講座を振り返り、話し合いました。 定期的にこのような講座をしてほしい、事例を踏まえた日誌や報告書の書く練習をしたいという声が出ました。 最後に、西東京市のキャラクターである「いこいーな」と記念撮影して終了となりました。 (講座担当 飯塚睦) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [6] 会員から「留学生ホームビジットのその後 ~ホームビジットの小さな輪から~」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨年6月、「留学生のホームビジット」に参加させていただいて以降、明るくチャレンジ精神が旺盛な二人、韓国のPさん(男性)と中国のOさん(女性)と、時には連絡をとり、二人のアルバイト先である蕎麦屋や居酒屋にも寄るなど交流を続けています。 Pさんから電話で、韓国に帰り4年生として1年間学業に戻ることを聞き、2月上旬にOさんと家族を交えて別の居酒屋で送別会を開催。 Pさんが“実は今日は私の誕生日です。”と発表したため、誕生日祝いを兼ねた賑やかなひと時になりました。 二人とも日本が好きで、将来は日本語や日本での貴重な体験を生かした仕事をして、日本と韓国や中国の懸け橋となりたい思いを熱く語ってくれました。 このホームビジットの小さな輪を大切にして、家族や地域の人々との交流の輪が広がり、異文化などに対する相互の理解を深めることができれば良いと思っています。 (NIMIC会員 古賀良郎) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [7] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(77) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。 第77回目の今回は、文化大革命の時代を紅衛兵の一人として体験した方の自伝です。 『私の紅衛兵時代 ―ある映画監督の青春―』 陳凱歌(チェン・カイコ-)著 刈間文俊訳 講談社現代新書 \740 著者は1952年に北京の映画人の家に生まれました(父は映画監督、母も映画シナリオの編集者)。中学1年が終わった1966年の夏休みに文化大革命が起きると、紅衛兵と呼ばれる若者たちのエネルギーの衝撃はすさまじく、既存のものを破壊していきました。共産党幹部、親世代の人々、教師、そして若者たち自身もみな批判の対象となり、無傷の人はほとんどいない、みなが被害者の状態でした。若者たちは、加害者になったと同時に被害者でもあり、さらに文化大革命の収束に当たっては知識青年として僻地の農村や軍隊に下放され、1976年に毛沢東が死ぬまで、都会に戻ることができませんでした。この時代を、その渦中で体験した本人が描いた本です。習近平氏も1953年生まれで下放を体験していますし、今中国の様々な分野で中心的役割を果たしている人々の多くが、この世代です。 著者は北京に戻ったのち、北京電影学院監督科を卒業し、数多くの映画を作り、現在は海外でもたくさんの賞を受賞し高く評価されています。 主な作品:「黄色い大地」、「大閲兵」、「子どもたちの王様」、「さらば、わが愛/覇王別姫」「北京ヴァイオリン」等 この本はニューヨークに住んでいた時に、日本の出版社の依頼によって書かれたそうで、1990年に日本で出版されたのち、フランスや台湾でも出版され、中国では2001年に『少年凱歌』という書名で出版されたそうです。 (NIMIC会員 根本 百合) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [8] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 英語、中国語、韓国語、台湾語、スペイン語でのサポートが必要な方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。 【英語・ENGLISH】 午前10時~午後4時 毎週月~金曜日 【中国語・中文】 午後1時~3時 毎週水曜日・金曜日 【韓国語】 午後1時~3時 第1・2水曜日・第3金曜日 【スペイン語・ESPANOL】 午前10時~午後4時 毎週火曜日 詳しくはNIMICのHPへ→→→ http://www.nimic.jp/index_multilingual.html ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [9] 今後の事業予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※詳細は随時お知らせします。 2013年 3月16日 子ども対象『英語で楽しく!』 5月19日 NIMIC総会 6月16日 留学生ホームビジット ------------------------------------------------- 今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。 みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。 メールはこちら→→→ info@nimic.jp ★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。 http://www.nimic.jp/jpn/magazine/back_number.html -------------------------------------------------- ========================= 発行・編集 NPO法人 西東京市多文化共生センター(NIMIC)事務局 住所 〒202‐0023 西東京市新町1-12-3 e-mail info@nimic.jp ホームページURL http://www.nimic.jp/index.html イングビル1F事務所 〒188-0012 西東京市南町5-6-18 TEL/FAX 042-461-0381 ========================= |
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