西東京市多文化共生センター
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  NIMIC通信 No.98(2014年8月号)
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もくじ
[1] 講座お知らせ「日本語ボランティア・フォローアップ講座」
[2] 募集「日本語スピーチコンテスト2014発表者」
[3] 募集「日本語スピーチコンテスト2014市民審査員」
[4] 募集「西東京市日本語スピーチコンテスト2014
                      当日ボランティア」
[5] 講座お知らせ「子ども日本語ボランティア
                      フォローアップ講座」
[6] お知らせ「市の総合防災訓練にNIMICも参加」
[7] 報告「子ども日本語教室の夏休みイベント」
[8] 会員より「外国人のための電話とスカイプによる
           無料法律相談会(12言語通訳付)」
[9] 元会員より「今日もホーチミンは・・・(7)」
[10] キーワードを読む
   「多文化共生」について理解を深めるために(92)
[11] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
[12] 今後の事業予定

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┏ [1] 講座お知らせ「日本語ボランティア・フォローアップ講座」
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 日本語ボランティアとして活動中の方を対象として、市の委託を受けて
 以下のようにフォローアップ講座を開催します。

 いい「書き」は、いい「話し」につながる?

い い「書き」は、いい「話し」につながると思います。
 そこで今回は日本語の学習で後回しにされがちな「書き」の学習について考えてみましょう。
 いい「書き」ができるようにするにはどんな支援が必要でしょうか。

日時 9月10日(水) 午後2時~4時
場所 コール田無イベントルームA
講師 友松悦子さん(元拓殖大学留学生別科非常勤講師)

 申込み:8月29日(金)までに、所属する日本語教室経由で、文化振興課まで申し込んでください。市内の教室に現在所属していないNIMIC会員は直接NIMIC(kouza@nimic.jp)へ。
 問い合わせ:文化振興課(TEL:042-438-4040)、またはNIMICへkouza@nimic.jp

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┏ [2] 募集「西東京市日本語スピーチコンテスト2014発表者」
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 日本に住む外国につながる方による日本語スピーチコンテストを開催します。
 日本語やスピーチが上手かどうかのコンテストではありません。
 日本で生活して感じたこと、考えたこと、母国への思い、西東京市とのつながりなど、日本語でスピーチしてみませんか?

日時:10月5日(日)午後1時~午後5時(交流パーティを含む)
会場:コール田無多目的ホール(田無駅北口徒歩7分)
対象:西東京市在住・在学(市内日本語教室を含む)・在勤の
   16歳以上の方で、日本語を母語としない方。
定員:10人(応募者多数の場合は、内容や国籍、年齢等のバランスで発表者を決めます。)
スピーチ時間:8分以内
締め切り:9月4日(木)
申し込み:Eメールまたは郵送で、
 (1)氏名(ふりがな)
 (2)住所
 (3)電話番号
 (4)年齢
 (5)所属(勤務先・学校・日本語教室など)
 (6)自己紹介
 (7)スピーチタイトルと概要(100字~400字)を書いて
〒188-0012西東京市南町5-6-18イングビル1F
多文化共生センター「日本語スピーチコンテスト」係へ。
Eメール:info@nimic.jp(件名に「日本語スピーチコンテスト」と入れてください。)
共催:西東京市
問合せ:西東京市多文化共生センター(TEL/FAX:042-461-0381)

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┏ [3] 募集「西東京市日本語スピーチコンテスト2014
                        市民審査員」
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 上記[2]でお知らせしている日本語スピーチコンテストは、日本語やスピーチの優劣を競うものではなく、多様な文化を持つ人々が自分なりの日本語で経験や思いを発信し、それを聞き手が受け止めること、また、コンテスト後の交流を通じて多文化共生の一歩とすることを目的としています。
 皆様も同じ地域に住む仲間目線で、市長賞の審査に参加しませんか。

日時・会場:[2]のとおり
 応募資格:西東京市在住・在学・在勤の16歳以上でボランティアとして参加できる方
※当日は簡単な説明を行いますので、12時30分にお集まりいただきます
定員:8人(応募者多数の場合は、年齢・性別等のバランスにより審査員を決めます。)
締め切り:9月4日(木)当日消印有効
申し込み:Eメールまたは郵送で、
 (1)氏名(ふりがな)
 (2)住所
 (3)電話番号
 (4)年齢
 (5)職業など
 (6)応募理由(2~3行)を書いて
〒188-0012西東京市南町5-6-18イングビル1F
多文化共生センター「日本語スピーチコンテスト市民審査員募集」係へ。
Eメール:info@nimic.jp(件名に「日本語スピーチコンテスト市民審査員」と入れてください。)
問合せ:西東京市多文化共生センター(TEL/FAX:042-461-0381)

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┏ [4] 募集「西東京市日本語スピーチコンテスト2014
                        当日ボランティア」
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 受付、会場設営、出演者対応、交流パーティ準備等、当日の運営をサポートするボランティアスタッフをNIMIC会員から募集します。
 スピーチを楽しみながら運営に参加しませんか。

募集人数:10名
日時:10月5日(日)午前11時集合、午後6時解散予定
応募:9月19日(金)までに、info@nimic.jpまで、メールでご連絡ください。
(タイトルを「スピコンボランティア」としてください)
※10月1日(水)午後5時~6時に、当日ボランティアと実行委員の顔合わせミーティングを行い、当日の流れや役割分担について説明します。
欠席の方は、個別に説明をしますのでご相談ください。

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┏ [5] 講座お知らせ「子ども日本語ボランティア
                      フォローアップ講座」
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 市の委託により、子どもの日本語教育支援ボランティア対象のフォローアップ3講座を以下の要領で開催します。

日時・内容(いずれも土曜日、午前10時~正午)
 (1)10月4日:子どもに合わせた指導計画~中学校の視点から
 (2)10月18日:子どもに合わせた指導計画~小学校の視点から
 (3)11月15日:毎回の指導をどのように組み立てるか
講師:公立小中学校の先生他
対象:現在外国につながる子どもの日本語学習支援をしている方
定員:約30名
費用:無料
会場:西東京市民会館第5会議室、イングビル第3・4会議室
申込み:8月25日(月)~9月24日(水)に、所属する日本語教室
経由で受講希望の回を明記し、文化振興課まで申し込んでください。
 市内の教室に現在所属していないNIMIC会員は直接NIMIC(kouza@nimic.jp)へ。
 問い合わせ:文化振興課(TEL:042-438-4040)、または
NIMICへkouza@nimic.jp

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┏ [6] お知らせ「市の総合防災訓練にNIMICも参加」
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 9月7日(日)、西東京市は総合防災訓練を行います。
 今回、NIMICは多言語による災害情報提供の分野に協力し、当日
行われる「Web訓練」に参加することとなりました。
 当日設置される訓練用の災害対策本部で、総合防災訓練の開始とともに市HPに掲載される「災害情報」を多言語化し、掲載に協力するというものです。
 また、避難所に避難してきた外国人への防災に関して支援(通訳など)するブースが設けられます。お知り合いの外国人などとご一緒にご参加ください。
 会員の皆さんのご協力とご参加を得ながら、災害時にはどんな支援ができるのか、今後も引き続き考えていきたいと思います。

西東京市総合防災訓練
日時:9月7日(日)午前9時~正午
場所:中原小学校他(対象地域―ひばりが丘、緑町、谷戸町)

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┏ [7] 報告「子ども日本語教室の夏休みイベント」
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 子ども日本語教室では、夏休みならではのイベントを行いました。
 その様子を紹介します。

<小学部>
 子ども日本語教室小学部では、7月25日(金)に、市文化振興課のご尽力により市のバスの提供を得て、都の防災教育センター「立川防災館」の体験見学をしてきました。一般からの参加者はありませんでしたが、イング、谷戸、保一の三教室の子どもたち10名と保護者4名、スタッフ12名が参加、地震体験、煙体験、消火訓練のそれぞれに、子どもたちは興奮しながらも真剣に取り組んでいました。
 体験を通して、違う教室の子ども同士も仲良くなって、帰りのバスの中でも皆いい笑顔を見せていました。
 室内見学とあって猛暑による体調不良の訴えもなく無事行程を終え、同行いただいた市文化振興課の方々、保護者・スタッフの皆様のお蔭で楽しい交流の一日となりました。 
   (子ども日本語教室小学部行事係 伊藤文代)

<中学部>
 中学部では、夏休み教室前半の最終日(7月25日)に多摩六都科学館内にあるプラネタリウムに行ってきました。夏休みに入ったとはいえ、中学生は部活などで忙しく、参加できたのは2名と少なく残念でしたが、スタッフ3名、新しくボランティア希望の方も2名参加され、夏の夜空を楽しんできました。
 多摩六都科学館のプラネタリウムは、世界最多1億4,000万個の星を映し出しているということで、満天の星空は、しばし外の猛暑を忘れさせてくれました。
プラネタリウムを見たあと、科学館内の展示などを見学し、力や重さの不思議を体験したり、機械のしくみを実際に目で見たりすることができました。
 残りの夏休み、けがや病気に気をつけて、いろいろなことを経験してたくさん思い出を作ってほしいと思います。
    (中学部 清水智子)

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┏ [8] 会員より「外国人のための電話とスカイプによる
              無料法律相談会(12言語通訳付)」
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 弁護士が、無料の電話相談とスカイプ相談を行います。
 必要としている方にお知らせください。

日時: 8月30日(土)午後1時30分~4時30分
電話:03-3581-5222
スカイプ:受付スカイプID uketsuke830
  ※スカイプを利用される場合には予めソフトのインストールと
   IDの取得が必要となります。
   ご利用の方はまずはじめに受付スカイプIDにご連絡ください。
  ※スカイプIDをお持ちでない方は電話で相談してください。
対応言語:日本語、英語、中国語(普通話)、スペイン語、ポルトガル語、
      インドネシア語、ベトナム語、ベンガル語、ロシア語、
      韓国語、タイ語、タガログ語、イタリア語
相談料:無料  ※電話の通話料やスカイプの通信料はかかります。
主催:関東弁護士会連合会
共催:東京弁護士会、横浜弁護士会、他全国11の弁護士会
協力:東京外国語大学 多言語・多文化教育研究センター

多言語版チラシ他詳細はこちらから→→→
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/2014/07/post_272.html

(NIMIC会員 山辺真理子)

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┏ [9] 元会員より「今日もホーチミンは・・・(7)」
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 2007年9月のNIMIC子ども日本語教室開室時より、中心になって活動していただいていた堀明子さんが、ご家族のお仕事の都合で、去年の夏からベトナムに転居されました。連載で現地の様子をお伝えしています。

 シンチャオ!さて、先月に続き市場のお話です。
 ホーチミン市の卸売市場は、日本人が多く住む中心街より少し離れたところに多くあります。約2万平方メートルの敷地に数千の問屋が軒を連ねるビンディエン農産物卸売市場は、ベトナム中南部、メコンデルタやダラットから集まった食材が毎日2,100tほど売り買いされるそうです。
 業者向けですが、早朝6時から約1時間ほどは一般客にも販売されるとか。ただし、夜9時から始まって終わるのが翌6時頃ということですから売れ残り!?工具や電気部品を中心にしているヤンシン市場には、軍用ブーツやヘルメット、迷彩服、ジッポーライターなども並んでいます。
 ベトナム人の足となっているオートバイの部品は新品から中古までタンタイン市場で。
 布問屋が100軒以上集まるソアイキンラム市場。近所には手芸に関する物なら何でも揃うといわれているダイクアンミン商業サービスセンターもあり、手芸好きな方には栄養ドリンク持参で出かけてほしいところです。
 どこの市場にもお食事処がありますので、小腹を満たし甘い物で一息つくというのは、暑い国では必要不可欠な行動です。
 市場でベトナム人のエネルギーを感じられたら、自分が元気の出る物に挑戦するのもいいかもしれません。
 日本人には馴染みのない物ばかりですが、栄養豊富な健康食として国連食糧農業機関も大注目の昆虫料理。コオロギ、蟻、蝉、バッタ、サソリ、蜂、蝶、蚕などなど昔よく食べられていて、しばらく見かけなかったけれど、ここ10年くらいは都市部のレストランに並ぶようになったとか。
 すっかり原形を変えた物は言われなければ異国の味として美味しくいただけるかも。私は蛙やワニくらいなら美味しく頂戴しますが、昆虫はまだ挑戦する勇気がありません。
 どなたか一緒にチャレンジしてみませんか?将来食糧難になった時、確実に生き延びることが出来るのは・・・そんな大それたことは申しません。自分が一番腰が引けていますから。
   (ホーチミンシティ 自宅にて  堀 明子)

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┏ [10] キーワードを読む
     「多文化共生」について理解を深めるために(92)
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 NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。
 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる
本の紹介を始めました。
 第92回目の今回は、前回に続いて井上ひさし作品です。

「ニホン語日記」  井上ひさし著 文芸春秋 平成5(1993)年出版
「ニホン語日記」2  著者・出版社同上    平成8(1996)年出版

 週刊文春に隔週で掲載されていたエッセイをまとめた本です。
 長い間小説や戯曲、シナリオ等を書き続けているプロの持つ言語感覚はすごいなと思いながら読みました。言葉に対する感覚が研ぎ澄まされているうえに、気になったものは徹底的に調べるのです。
 駅の伝言板の文章、ロックの歌詞、公衆電話によくあるピンクビラの文章、ラブホテルの落書き帳、大学サークルの勧誘チラシ、お役所言葉の変遷、プロ野球選手の座右の銘、名前の付け方(子どもからお米まで)、接客マニュアルの敬語、発音の揺れ、中学の受験問題。
 本当にいろんなものを見つけ出してきます。ここに挙げたのは1冊目に書かれているものだけです。20年前に書かれたとは思えない鋭さで、今でも面白く読める文章ばかりです。とはいえ、伝言板やピンクビラなど今では見なくなってしまったものもあり、社会の変化に一抹の哀愁も感じます。
 著者は日本語に関する研究書にも大変に詳しい方ですが、より広い視点で社会や人間の心情を見つめているようで、読み物としてとても面白く感じました。    (NIMIC会員 根本 百合)

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┏ [11] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
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 英語、中国語、韓国語、スペイン語でのサポートが必要な方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。

【英語・ENGLISH】 午前10時~午後4時
毎週月~金曜日

【中国語・中文】 午後1時~3時
毎週水曜日、金曜日

【韓国語】 午後1時~3時
第5金曜日

【スペイン語・ESPANOL】 午前10時~午後4時
毎週水曜日

詳しくはNIMICのHPへ→→→
http://www.nimic.jp/index_multilingual.html

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┏ [12] 今後の事業予定
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※詳細は随時お知らせします。
2014年
9月10日 日本語ボランティア・フォローアップ講座
10月5日 日本語スピーチコンテスト2014


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 今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。
みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。
メールはこちら→→→ info@nimic.jp
★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。
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