西東京市多文化共生センター

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  NIMIC通信 No.63(2011年7月)
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もくじ
[1] 講座お知らせ「広報誌入門講座」
[2] 講演会「ハングルの歴史とその世界」
[3]「『(仮称)子連れde国際交流』企画委員会メンバー」追加募集
[4] 報告「第5回留学生ホームビジット」
[5] 事務局より「広報誌『多文化のわ』3号が出来上がりました」
[6] NIMICの各種部会活動と日常ボランティアのお誘い(3
[7] キーワードを読む
    「多文化共生」について理解を深めるために(58
[8] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
[9] 2011年度・今後の事業予定

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┏ [1] 講座お知らせ「広報誌入門講座」
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 地域の市民ボランティア活動では、仲間を募るための活動紹介や、
理念共有を広げるための啓発活動も重要です。
また、ちょっとした報告を書くときも、何を大切にし、何に注意したら
いいか、悩むという声も聞きます。
 今回は、広報誌を含めて、様々な場面で発信していくときの考え方や
方法を、2回連続講座で学びます。
講師は、出版業界で長く編集に携わり、現在も多文化共生に関わる
良書を発行し続けている編集者です。
 ぜひご参加ください!

日時:715()  午後6時~8
     722()  午後4時~6
       ※1回目と2回目は時間が違いますので、ご注意ください。
場所: 西東京市役所田無庁舎 203会議室
    (西武新宿線田無駅南口 徒歩3分)
内容: 1回目 広報誌入門1 企画編(企画・取材・原稿依頼)
      2回目 広報誌入門2  編集編(原稿執筆・レイアウト・印刷)
講師: 吉峰 晃一郎さん(ココ出版 代表取締役)
定員: 30(先着順) 
費用: NIMIC会員は無料
   (会員以外の方は2回分2000円を当日お支払いください)
申込: タイトルを「広報誌入門」とし、お名前と連絡先を明記し、
   kouza@nimic.jpまでお申し込みください。先着順に受け付け、
   定員に達し次第締め切ります。

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┏ [2] 講演会「ハングルの歴史とその世界」
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 東日本大震災の影響により、延期していた講演会を以下の日程で
開催します。日本に近くて遠い国と言われる韓国の文字の歴史を
通して、お隣の国の文化について考えてみませんか?
 今回は、去年5月にスタートした韓国語勉強会の特別講義を会員の
皆様に公開する形での開催となります。ぜひご参加ください!

タイトル:ハングルの歴史とその世界
日時: 723() 午後2時~4
場所: 西東京市民会館(田無町4-15-11、田無駅北口徒歩7分)
講師: 神谷 丹路さん(西東京市在住、東京女子大学非常勤講師)
定員: 10(先着順) 
費用: NIMIC会員は無料(会員以外の方500円)
申込: タイトルを「ハングルの歴史」とし、お名前と連絡先を明記し、
   event@nimic.jpまでお申し込みください。先着順に受け付け、
   定員に達し次第締め切ります。

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┏ [3] 「『(仮称)子連れde国際交流』企画委員会メンバー」追加募集
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 NIMICの活動の一環として、「乳児~小学校低学年くらいの子どもと
一緒に参加できる国際交流を目的としたイベント」、「地域に住む
いろんな国の親子と交流するイベント」を企画しています。

 先月メンバーを募集し、ご連絡いただいた方とミーティングを行いました。
その結果、9月初旬に多言語絵本の読み聞かせと手遊びといった
1回イベントを開催予定で、話を進めています。また、反響が
よければこのイベントを継続していきたいとも考えています。
そのため、追加で企画及び実行メンバーを募集します。
 この企画に興味のある方なら、国籍を問わず、お子様連れ、
おひとりでも参加可能です。

2回ミーティング: 714日(木)午前930分~11
場所:田無町わかば文庫(田無町4-16-6、田無駅北口徒歩6分)
(上記ミーティングに参加できない方でも、ご連絡いただければ
次回調整します)

ご連絡、ご質問、お待ちしています。

申し込み・問い合わせ:info@nimic.jp
             (タイトルを「子連れ交流」としてください)
NIMIC会員 冨田まり子)

この企画のコンセプトは、会員からの提案により、今年度NIMIC
新企画として総会でも承認されています。引き続き、皆さまの
ご参加をお待ちしています。(NIMIC事務局)

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 [4] 報告「第5回留学生ホームビジット」
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 626日日曜日、第5回留学生ホームビジットが行われました。
 今回は、電力事情等を踏まえ、受け入れ家庭と留学生の対面を例年より
1時間早い午前10時とし、各家庭に向かいました。留学生は、14
(女性13人、男性1人、国籍は、中国、シンガポール、フランス)でした。
 受け入れ家庭は8家庭。2人以上の留学生を受け入れていただいた
家庭もありました。
午後
3時半からは、交流ティーパーティ。今回は、「たくさんの人と
交流しよう」というコンセプトで、他の受け入れ家庭の人たち、受け入れた
以外の留学生ともたくさん話せるよう工夫を凝らしました。
 パーティの終盤では、参加した留学生全員に一言感想を述べてもらいました。
家庭での滞在時間は5時間ほどでしたが、「一緒に太巻きを作った」
「茶道を体験した」「ゆかたを着て写真を撮った」「カルタをした」「お好み
焼きを作った」「子どもと一緒にゲームをしてくれた」「小金井公園に行った」
「一緒にピザを作った」「おしゃべりしていた」等々楽しい報告があり、
ホームビジットがとてもいい体験になったということが言葉の端々から
感じられました。
 お互いのメールアドレスの交換をして、留学生と受け入れ家庭の方々は
それぞれの帰途に就きました。
 新しいつながりが生まれることを期待し、後片付けをして実行委員は
午後540分ごろ解散しました。当日ボランティアの皆さま、ご協力
ありがとうございました。 
   (留学生ホームビジット実行委員  白根祐子)

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┏ [5] 事務局より「広報誌『多文化のわ』3号が出来上がりました」
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 もうすでに会員の皆さまのお手元には届いていることと思いますが、
「多文化のわ」第3号が出来ました。
 今回は、これまでとスタイルも一新、A3版の裏表となりました。従来に
比べると記事スペースは小さくなりましたが、読みやすさを心がけました。
 そして、今号のトップ記事は「東日本大震災発生・その時NIMICは」の
特集ですが、会員の皆さまへの今号の郵送に「東日本大震災寄付金付き
切手」を使用しました。ささやかですが、身近にできる支援活動をという
ことで、会員の方からのご提案を取り入れたものです。
 また、広報誌取材・制作・発行に加わっていただける会員の方を
引き続き募集中です。お気軽にセンターまでお問い合わせください。
   (広報誌制作委員会 種村政男)

「多文化のわ」は、NIMICHPにも掲載しています。バックナンバー等は
こちらからどうぞ。
→→→http://www.nimic.jp/wa/index.html

 今号2面の「多文化めぐり・この街に住んで」でご紹介しました
雅琪さんのお名前の振り仮名を間違えてしまいました。正しくは、
センヤチさんです。ここに訂正するとともに深くお詫び申し上げます。

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 [6] NIMICの各種部会活動と日常ボランティアのお誘い(3
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 NIMICの活動は会員の皆さまに色々な方法で支えられています。
 会費という形での財政面、それぞれ可能な範囲の力を持ち寄っての
活動ボランティア、活動を見守りながらのアドバイス、活動を宣伝し
会員の輪を広げること等々です。イベント時の実行委員や当日スタッフ
募集記事はNIMIC通信に掲載していますが、それ以外の日常活動は
どのように行われているか、参加できそうなものがあるかについて
知りたいという声を聞きます。
 5月から、シリーズで各部会活動や必要とされるボランティアについて
紹介を始めました。詳細をお知りになりたい方は、ぜひセンターを
お訪ねください。

「子ども日本語教室」

 外国にルーツを持つ子どもたちに、生活に必要な日本語、学校の
勉強に必要な日本語学習をサポートしていますが、常に子どもたちの
相談相手になり、交流の場、居場所でもあるように心がけています。
 現在、小学部・中学部合計18名の児童・生徒と、スタッフ28名が
活動に参加しています。
 子どもたちの日本語の習得の速さに驚き、また学校の部活などにも
積極的に参加し活躍している様子に、日本語のハンディを乗り越え、
逞しく成長している姿を感じ、活動に参加している喜びをしみじみと感じます。
 学習のほかに、四季折々の行事などを紹介して、日本の文化にも
触れてもらいます。今年の夏は野外活動として、工場見学と川遊び
(小学部)やバーベキュー(中学部)を計画、子どもたちも楽しみに
しています。
 東日本大震災による保護者や子どもたちへの精神的な影響については、
とても心配なことでしたが、一時帰国していた子どもたちが日本に戻って
来て、再び元気に通い始めたことは嬉しいことでした。
 当教室で活動したい方は大歓迎です。他の団体(機関)で日本語指導の
講座や子どもの日本語教育の講座などを受講された方、また私のように
未経験でもNIMICに入会し「日本語ボランティア講座」を修了された方は
どなたでもスタッフとして活動に参加することができます。活動スタート時には、
実習に参加していただきますのでお問い合わせください。ご参加を
お待ちしています。
連絡先:kodomo@nimic.jp

(子ども日本語教室・中学部 古賀良郎)

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 [7] キーワードを読む
    「多文化共生」について理解を深めるために(58
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 NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。
 この言葉をキーワードに、20069月号から多文化共生に関わる
本の紹介を始めました。
 第58回目の今回はイタリア人が日本語で書いたエッセイ、夏休みに
イタリア旅行をしようと考えているあなたの必読書です。

『パンのようにおいしいイタリア人』     新潮社 ¥1300 2005
『いつも心にイタリアを』(同じ本を改題して文庫化) 新潮文庫 ¥460 2010
     アレッサンドロ・G・ジェレヴィーニ著

 著者は1969年クレモナ生まれですが、そこはイタリア北部の
小さな町で、ヴァイオリン職人が住むストラディヴァリウスの故郷でも
あります。ヴェネツィア大学の日本語・日本文学科を卒業して来日、
東大大学院で学位を取得し、よしもとばななや松浦理英子作品の
イタリア語を数多く手がけています。8年にわたる日本滞在の後、
韓国やアメリカでも生活し、現在は再び日本の早稲田大学オープン
教育センターでイタリア語を教えています。
 本書は、20015年にNHKラジオ・イタリア語講座のテキストなどに
掲載したものをまとめて出版したエッセイ集です。内容はイタリアの家族の
あり方、男女関係、食事や言葉についてなどですが、日本事情を熟知
している著者の文章は日本人にわかりやすく、深い理解に基づく日本と
イタリアの対比が実に面白いです。
 他にエッセイ集『ボクが教えるほんとのイタリア』新潮社(文庫では
『食べたいほど愛しいイタリア』)と、日本語の小説『ファザーランド』
青土社があります。
     (NIMIC会員 根本 百合)

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 [8] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
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 英語、中国語、韓国語、台湾語でのサポートが必要な方が
いらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。

【英語・ENGLISH
毎週月~金曜日 午前10時~午後4

【中国語・中文】
毎週月・水・金曜日 午前10時~正午・午後1時~4時のうち2時間

【台湾語・台湾話】
14/2/14金曜日  午後1時~4時のうち2時間

【韓国語】
毎週水/23金曜日  午後1時~4時のうち2時間
詳しくはNIMICHP→→→ http://www.nimic.jp/jpn/ing.html

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 [9] 2011年度・今後の事業予定
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詳細は随時お知らせします。
2011
715日 広報誌入門講座(第1回)
 22日 広報誌入門講座(第2回)
 23日 講演会「ハングルの歴史とその世界」
 26日 外国にルーツを持つ子どもたちのための日本語交流バスハイク
11
5日 留学生と小学生の多文化ワークショップ

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今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。
みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。
メールはこちら
→→→ info@nimic.jp
NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。
http://www.nimic.jp/jpn/magazine/back_number.html

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発行・編集
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住所 〒
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FAX
 0422‐53‐5350 e-mail info@nimic.jp 
ホームページ
URL http://www.nimic.jp/
イングビル1F事務所

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TEL/FAX 042-461-0381
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