1.会員対象:NIMIC総会のお知らせ
NIMICの2025年度通常総会を以下の通り開催します。会員の皆さまはぜひご出席ください。
ご案内メールを4月28日(月)に発信しました。出欠のお返事を、5月11日(日)までに、下のURLからお願いします。(メールに添付しました総会案内の日時で、2025年とすべきところが2024年となっていました。お詫びして訂正いたします。)
なお、総会後に簡単な交流会を開きますので、ご都合の良い方はご参加ください。
出欠連絡URL : https://forms.gle/HWai4RmHEgirzfgj8
日時 5月18日(日)午後2時から
場所 市役所田無庁舎202・203会議室(田無駅南口から徒歩3分)
2.日本語ボランティア入門講座受講生募集
西東京市とNIMICが共催で、日本語ボランティアの入門講座を開催します。外国語が話せなくてもかまいません。ぜひご参加ください。
講座の日程:5/17(土)、23(金)、28(水)、6/4(水)、14(土)、18(水)、25(水)、7/11(金):午後2時~4時、教室見学期間あり
対象者:(1)外国出身の方々の日本語学習支援および交流活動に関心があり、講座修了後の活動が可能な方(2)全8回の講座のうち、6回以上出席できる方
定員:40人程度
申込み:1回目の5月17日(土)午後2時~4時、田無第二庁舎4階での講演会終了後に、説明会および受講申込みの受付を行います。詳しくは市報5月1日号をご覧ください。
3.留学生ホームビジット受け入れ家庭募集
NIMICでは市と共催で、毎年近隣の留学生が西東京市の家庭を訪問し交流する「留学生ホームビジット」を開催しています。
6/22(日)に留学生を半日ご自宅に招いて、お互いの国の文化、家族のこと等々を紹介し合い、交流を通して身近な異文化を体験してみませんか。
留学生を受け入れてくださる家庭を募集します。詳しくは5/1号の市報または市内公共施設配布のチラシをご覧ください。
みなさまのご参加をお待ちしています。
4. 留学生ホームビジット参加留学生募集
日本の家庭を訪問し、日本人との交流を希望する留学生を5/25締切りで募集します。
留学生には普段の日本人の家庭を体験し、楽しく交流をしてほしいと思っています。
くわしいことはチラシを見てください。
https://nimic.jp/wp-content/uploads/2025/04/homevisit_2025.pdf
お近くにそのような留学生がいましたら、ぜひお声掛けをお願いします。
5.エッセイーラオスへの旅3
「紅の蓮の池」から国境を超えてビエンチャンへ
夜明け前、ホテルに迎えの車が到着、タイの北ウドンターニ郊外のクンパワピー(紅の蓮の池)に30分ほどで到着、湖には数隻の小舟が待っていて私たち4人は寒さに震えながら薄暗がりの中、舟に。舟の漕ぎ手の寡黙な男性が力強く舟を漕ぎ出す頃、湖の東から太陽が上り、舟の廻りにはびっしりと美しい蓮の花が姿を現しました。長女のMINA「見てみて、綺麗」、次女夫妻も船から乗り出し「わー、湖全部が蓮の花!!!」、私も船から身を乗り出して動画撮影、話には聞いていたものの、1時間もの間途切れることのない蓮の間を縫って進む様子は想像以上で「贅沢すぎます」、新年の初日の出の中、紅の蓮の池で家族四人「Happy New Year!」
夢の満たされた思いを胸にタイのホテルをチェックアウト、迎えの車にスーツケースを積み込み、日本語の話せるガイドさん付きでラオスの国境へ。えええええ!荷物を開けて中を調べられている人もいる。でも、我々は難なく通過、メコン川沿いに広がるラオスの首都ビエンチャンに到着、黄金に輝くタート・ルアン(仏教寺院)を前に我々は立ち尽くしていました。
(佐々木瑞枝)
6.Book:ことばの番人
髙橋秀実 集英社インターナショナル 2024
著者は、様々なテーマの本を多数出版しているノンフィクション作家ですが、残念なことに、2024年11月に亡くなられました。
本書は『kotoba』2021年夏号~2024年冬号に連載された文章を加筆・修正したものです。新聞・雑誌・本など出版されるものはすべて、編集者、校正者など大勢の手で校正されて、出版されます。誤字脱字、言葉、事実関係の確認、固有名詞や数字のチェックなど……プロの校正者へのインタビューがおもしろいです。出版物はそれぞれに校正を経ているわけですが、それでもなお校正者の目で見ると世間には見逃された誤字脱字などが溢れているとのこと、むずかしいものですね。法律や憲法の条文の話や、石川啄木が新聞の校正者であったことなど、校正についてのトリビアもおもしろかったです。
この本では触れられていませんが、校正についての様々なことを読んで感じたのは、急速に広がるSNSの世界への危惧です。責任ある機関や研究者が発信する情報と混じって、思い違いや間違いを含んだ個人が発信する文章が校正を経ずに拡散していき、インターネット上を漂い続けること。もちろん、悪意の偽情報はもってのほかです。社会で起きていることを広く正確に知る努力が、私たち一人一人に必要ですね。
(NIMIC会員 根本百合)
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