1. 11/8・9西東京市民まつり・NIMICブースに大集合!
NIMICは多文化共生の地域づくりを目指し、その活動の広報のために、第22回西東京市民まつりに出展します。
NIMICブースでは、ポスター展示での活動紹介やクイズ等をする予定です。
市民まつりに来場し、他の市民団体の展示や活動を楽しみつつNIMICブースに立ち寄ってください。日頃あまり会う機会のない会員とも交流できる良い機会です。
NIMIC ブース番号は、146番で会場正面入口から一番右側(北側)の通路の奥付近です。
当日は緑色のぼり旗を目印においでください。皆さんのお越しをお待ちしています。
市民まつり日時:11月8日(土)午前10時-午後4時、9日(日)午前9時-午後3時30分
会場: 西東京いこいの森公園(緑町3丁目)
2.保谷第二小学校の教職員研修会報告
10月10日、保谷第二小学校の教職員研修会にキッズコーディネーターが招かれ、「多文化の背景をもつ子どもや保護者への対応」について講演を行いました。多文化キッズサロンの紹介後、外国ルーツの子どもや保護者がどんな事で困っているかをワークショップやデイジー教科書を通して体験して頂きました。参加した19名の教職員からは「これまで知らなかったことがたくさんあり、今後の教育活動に役立つことが聞けた」という声を頂きました。
3.多文化キッズサロン研修交流会報告
10月18日(土)の午後、多文化キッズサロンの学習機能を担う4つの子ども日本語教室のスタッフ27人が参加し、表記の会が開催されました。日本語が不得手な外国ルーツの子どもたちに寄り添う同じ志を持つスタッフ同士ですが、教室が異なるので交流の機会はほとんどありません。ゲームで打ち解け、多文化共生のクイズに共に挑戦し、様々な問題意識について話し合うことが出来、今後の学習支援活動に役立つ貴重な研修会となりました。
4.つながる世界プロジェクト修了報告
10月24日(金)、田無小学校4年生を対象に「つながる世界プロジェクト」を実施しました。講師はNIMICの活動を支えるタイ出身のスワディーさん。華やかなタイ舞踊の衣装で登場し、タイの文化や学校生活を紹介しました。曜日ごとに制服が変わる話に子どもたちは興味津々で、多くの質問が出ました。休み時間は笑顔あふれる交流の時間となりました。
5.エッセイ:ラオスへの旅(6)
ルアンパバーン 朝の托鉢から朝市へ
時は12月、気温は15度くらい、朝5時ホテルの通りには托鉢を待つラオスの人たち、向こうからヒタヒタと静かな足音とともにオレンジの衣を着た僧たちの行列、まるで幻想の世界の出来事のよう。私の前に僧たちが佇み、私はホテルが用意してくれたお赤飯やお菓子を僧の持つ籠の中にそっといれる。ちらっと僧の顔を見たらまだ少年ではにかむような笑顔が見える。
托鉢の籠の中のものは僧侶たちと貧しい人たちへの食事の助けになるようで、ラオスには共助の精神が行き渡っている。まだラオスに来て数日だが東京の地下鉄の駅にいるような貧しい人たちの姿は見ていない。
托鉢の後、娘のパートナーY君のバイクの後ろに乗り、長女は自転車、次女はバイク、四人でメコン川をわたり朝市へ。
世界遺産にも登録されているルアンパパーンの朝市は野菜や果物、魚や肉がならび活気ある市民の台所が見られた。年末で買い物客もお正月の準備なのかもしれない。
朝の托鉢と朝市、そして明日はラオスでお正月を迎える。
(佐々木瑞枝)
6.Book:ヨルダンの本屋に住んでみた
フウ著 産業編集センター 2025年6月
著者は20代の日本人女性。大学生活の合間に20ヵ国を旅したが、次は旅ではなくて「滞在」というのをしてみたい、滞在を通して現地の人との関係性を築き上げ、その国での普通の生活を送ってみたいと思いました。そしてネットで見つけたのがヨルダンのすてきな本屋です。「働かせてください」と店主に英語のメールを送ったところ、数日後に「OK」という返事が来たので、はるばる行ってみたという、滞在記のあれこれを描いた本です。
カフェ付きの書店は何とも言えない味のある建物で、ひげもじゃの店主と外国人のスタッフたち(エジプト、イラン、フランス、イタリー、イギリス)に日本人が加わり、とても不思議な空間が生まれています。ヨルダンというお国柄とともにスタッフたち一人一人の持つ考え方や文化的背景が違うし、店主は子ども時代から「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」など日本のアニメを見て育った世代というのもおもしろい。とにかくおもしろくて時々爆笑物の本です。
(NIMIC会員 根本百合)
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