1.NIMIC新年のごあいさつ
明けましておめでとうございます。
2025年は、外国人問題が選挙の争点になり、トラブルの原因ではない子どもたちもヘイトスピーチにさらされ不安な思いで過ごしているという話も伝わってきました。日本社会に、外国人住民が増えていく中で、しっかりとコミュニケーションをとり、互いに譲れることと譲れないことを見極めながら隣人として協力しあい生活していく場を作ることがとても大切になってきます。
西東京市では、多文化共生推進指針が策定されるという大きな節目を迎え、2026年は、官民が協力して地域の多文化共生をさらに進めるときかと思います。NIMIC設立から20年がたち、当初は自主事業として進めてきた支援事業の多くが市の事業となり、交流事業も一部は共催できるようになってきました。多文化共生事業は、多くの市民を巻き込むことで実りのある事業となることから、運営も参加も多くのボランティアの力で成り立っていますが、持続可能な活動としていくためには、一層の国や自治体の支援が必要です。
今年も充実した活動ができるように、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
(NIMIC代表 山辺真理子)
2.外国から来た保護者のための小学校入学前説明会
Elementary school admission guidance seminar for nonnative Japanese speakers.
面向来自国外的父母的小学入学准备说明会
日本の小学校を知らない人が、安心して入学準備ができるように、市と共催でオンライン(Zoom)説明会を行います。周りに対象の方がいらしたらお声掛けください。
日時:2026年1月14日(水)午前10時~11時30分
対象:これから小学校に入学・転入する子のいる外国から来た保護者
申込み:1月8日(木)までに、
申込みフォームから: https://forms.gle/XhzrsBBixaBBPWj87
またはメールで、(1)保護者の氏名(ふりがな) (2)子どもが行く小学校の名前(3)電話番号(4)質問の言語(英語、中国語、やさしい日本語)、(5)国名 を書いて、 nimicwith@gmail.com に送ってください。
くわしいことは、
https://nimic.jp/wp-content/uploads/2025/11/elementary_school_2026Jan.pdf
問合せ:西東京市多文化共生センター Tel042-461-0381
3.在住外国人対象「日本のお正月を体験しよう2026」
※周囲の外国人のみなさんにお伝えください。
日本のいろいろな種類のお餅(雑煮、あんこ、きなこ等)を皆で準備し、食べます。その後に日本の伝統的なお正月遊び(すごろく、福笑い、かるた等)と書き初めをするイベントです。
対象 西東京市に在住・在学・在勤の外国人(小学生以下は保護者同伴)
日時 2026年1月24日(土) 14:00~16:30
場所 田無公民館地下1階実習室(西武新宿線田無駅南口から歩いて4分)
参加費 500円(当日払い、小学生以下200円)
定員 25人くらい(申込み順)
申込締切 2026年1月16日(金)
持ち物 エプロン、タオルまたはバンダナ(髪の毛が落ちないように)
通訳 英語・中国語・韓国語の対応可能
申込・問合せ 以下のURLのチラシをご覧ください。
https://nimic.jp/wp-content/uploads/2025/11/japanesenewyear2026.pdf
4.2026年度の事業アイディア募集1/15まで(会員限定)
NIMICは、会員が気になっている課題を解決するための工夫を重ねながら、活動を広げてきた団体です。活動を充実させ継続していくには多くのボランティアの力が必要で、仲間を増やし、意見を出し合いながら様々な事業を実施してきました。多文化共生の地域づくりに向けて、まだまだいろんな課題があります。こんなことをやってみたい、仲間がいればやれそう、という事業アイディアはありませんか。毎年11月から1月までを募集時期にしています。
また、自分はこんなことができるから、何か役立つ場面はないか、という問い合わせも歓迎です。
もうすぐ締切の1月15日(木)、皆さんのアイディアやご意見をお待ちしています。
e-mailで info@nimic.jp へ。(タイトルを「事業アイディア」または「できること」としてください)
5.報告「NIMIC忘年会2025」
12月17日(水)19時よりイングビル2階の北京飯店でNIMICの忘年会が開かれました。参加者は15名。一般会員の方も8名の参加がありました。お店は貸切で飲み放題、食べ放題、しゃべり放題で中国の家庭料理をたっぷりいただきました。
NIMICとのつながりなどを自己紹介し、共通の話題で盛り上がり、初めて参加された方も大いに楽しんでいただけたようでした。最後にビンゴをして、もうひと盛り上がりし、散会となりました。
6.報告「多文化タイム インドネシア編@イングビル会議室」
12月21日、表記の会を、参加者9名を迎え開きました。講師は今年のスピーチコンテストでNIMIC賞を受賞したアンドレさんと友人のアブドゥルさん。技能実習生として働く2人はジャワ島出身で、故郷の美しい風景や家族の写真とともに生活の様子を話してくれました。イスラムの大切なお祭りであるラマダンは貧しくて食べられない人のことを知るためであり、食べていい時間になったらまず甘いものを食べるとか。ラマダンが昼間の長い季節に当たるとやはり厳しいようです。
7.エッセイ:ラオスへの旅(7)
アンパバーン 新年の朝
鮮やかなブーゲンビリアの咲くホテルの朝食、お正月も料理はいつもと変わりなく、カフェオレ、オムレツ、そして焼き立てパンにデザート、ヨーロッパの宿泊客とHappy New Year!と笑顔で挨拶を交わし、新年がスタートしました。
ラオスのお正月はピーマイラオ(PiMaiLao)と呼ばれ、毎年4月中旬だそうです。娘たちと「お正月だからお寺に行きましょうね。どこのお寺にしましょうか?」レストランの支配人は笑顔で「ワット・シェントーン」と勧めてくれました。
私は次女のパートナーのバイクの後ろに乗り、長女は自転車、次女はバイクでメコン川の橋を渡り、ワット・シェントーンへ。
塀の外にバイクなどを置き、美しい庭に入るといくつもの切妻屋根が重なり合いながら切妻の頂点にはエメラルドグリーンの棟飾り、屋根の中央に黄金の尖塔がそびえ、私たちはしばし見とれ、それからお参り、本堂の背面には「マイトーン(黄金の木)と呼ばれるモザイク画、私たちはゆっくりとお寺の中を見て回り、写真を撮り、立ち去るのが惜しいほどでした。
世界遺産の古都ルアンパバーンのシンボルとも言われる16世紀建立の仏教寺院でお参りでき、きっと素敵な一年になると思います。
素晴らしい一年になりますように! (終わり)
2026年3月号から「娘たちとのイタリア旅—ミラノ・ヴェニス・ジェノバ・フィレンツエへ」をお届けします。
(佐々木瑞枝)
8.Book:インド工科大学マミ先生のノープロブレムじゃないインド体験記
山田真美著 笠間書院 2024年10月
長い間日本語ボランティアをやってきて、三人のインドの方を担当しました。みな穏やかで頭のいい方たちでしたが、個人的にインド人の知り合いがいても、本を読んでも、映画を見ても、インドという国のことがどうもよくわからないでいました。そんな私がこの本を読んだところ実に面白く、インドの今が見えると感じたので、ぜひ皆さんにお薦めします。
著者は1960年生まれの方で、縁あって1990年インドを旅し、1996年から2001までの5年間は家族(夫と子ども二人)と一緒にニューデリーで暮らしました。その後もインドとかかわり続ける中で、2015年からはインド工科大学ハイデラバード校教養学部の客員准教授として、年に1か月現地に滞在し、特別集中講義を行っています。体験したからわかるインドの生活のさまざま、その人がインドのどんな社会に属するかでまったく事情が異なる超格差社会の実情、社会の変化の激しさなどをわかりやすく、伝えてくれます。また、大学で接する若者たちを取り巻く事情が、とても勉強になります。他にも、狂犬病に毒蛇、鳥葬、トイレ…。とにかく読みやすくおもしろいのです。
(NIMIC会員 根本百合)
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