NIMIC通信 [No.300 2026年4月号-1]

目次

1.NIMIC会員対象:日本語スピーチコンテスト2026実行委員ボランティア募集

10月4日(日)午後、コール田無で開催予定の「西東京市日本語スピーチコンテスト2026」の企画運営を担当する実行委員ボランティアを募集します。発表者や市民審査員の募集、サポート、会場運営、広報や記録誌作成等、色々な仕事をみんなで分担します。初めての参加も大歓迎です。

1回目の実行委員会は4月26日(日)午前10時〜12時、イングビル2階第1会議室にて行います。参加したいけれど、都合が合わない方もご連絡ください。2回目のご案内をします。

申込み: info★nimic.jp まで、名前、都合の良い曜日や時間帯も書いてメ―ルで。(★を@に、タイトルを「スピコン実行委員」としてください)

2.多文化共生センター相談員のご紹介

市の相談窓口である多文化共生センターでは、市から配置されている事務相談員とNIMICのボランティア補助員が2人体制で多言語相談に応じています。

4月からは、以下のメンバーが対応していますので、よろしくお願いいたします。

*月曜日*

滝澤陽子:多くの皆さまとお会いする機会があり、出会いに支えられながら相談員として、2年携わってまいりました。来室された方が安心できる場所になるよう、一人ひとりのお話に丁寧に耳を傾けながら務めてまいります。

高橋二郎:現役時代の仕事が船員でした。乗船中や駐在員時代に外国では大変お世話になりました。そのお返しをとNIMICに入会して10数年になります。世間話でもOKですのでセンターにお立ち寄りください。

*火曜日*

姜 奉成(カン ボンソン):韓国出身の姜です。私の強みは、相手の立場に立って考えられることです。どんな悩みも一人で抱え込まず、ぜひ一緒に解決していきましょう!私自身も日本での生活を楽しみつつ、皆さんの心強い味方になれるようサポートします。

加藤祐子:金曜日に記載

*水曜日*

滝澤陽子:月曜日に記載

小野千穂:毎月前半の水曜日の窓口を務めます。世界の国々のお話を聞くのが大好きです。西東京市を「大好き」といってもらえるよう、お手伝いができればうれしいです。

岩野英子:第3・第4水曜日を担当しています。月2回の担当になりましたが、これまでと同様、相談者に寄り添ったサポートを心掛けたいと思っています。お気軽にお立ち寄りください。

*木曜日*

姜 奉成:火曜日に記載

田村久教:同じ地域で生活している者として良き隣人となれるよう心がけています。硬い表情で相談に来られた方が明るい表情で帰られると、自分もうれしくなります。気軽にお立ち寄りください。待ってます。 

*金曜日*

加藤祐子:一度きりではなく、何度も足を運んで相談してくださる方が増え、とても嬉しく思っています。これからも、みなさんが安心して気軽に立ち寄れるセンターであり続けられるよう努めてまいります。

村政幸:60代後半のリタイア生活に入り、昨年8月からNIMICのボランティアで、多文化共生センターでの補助員と保谷第一小学校での日本語学習支援を始めました。米国で4年、中国で2年ほど生活をした経験があります。

3.多文化キッズサロン(子ども日本語教室)修了式報告

<向台教室>

3月12日(木)に向台小学校にて修了式を行いました。今年度の修了生は1名、文化振興課の方より修了証書と温かな励ましのお言葉を頂き、その後、担当スタッフからアルバムや記念品を、全スタッフからお祝いの言葉を贈りました。修了生は、3学期にがんばって書き上げた作文を皆の前で読み上げました。友達との関わりを通して成長し、日本語も上達してきたことが伝わってくる内容に、スタッフ一同、胸が熱くなりました。

<谷戸教室>

修了式は3月18日に谷戸公民館で行いました。スタッフ特製の花飾りを付けた3名の修了生には、市長名の修了証書、思い出がつまったアルバム、花束が贈られました。担当スタッフ・適応指導の先生・市のご担当からの心温まる祝辞の後、修了生からはしっかりとした旅立ちの言葉が述べられました。保護者からの謝辞には、スタッフの苦労が報われた思いでした。記念撮影の後も立ち話が続き、いつまでも別れを惜しんでいました。

<中学部>

3月12日(木)17時30分より、多目的スペースにおいて修了式を実施しました。修了生2名に対し、修了証書授与やアルバム授与、花束贈呈が行われ、お祝いの言葉やおくることば、子どもたちからのメッセージが述べられました。また、合唱「旅立ちの日に」を通して、これまでの活動を振り返るとともに、それぞれの成長と新たな一歩への期待が感じられました。式終了後には記念撮影を行い、参加者同士で思い出を共有しました。

4.NIMIC通信300号に寄せて

NIMICの設立は2006年3月、事務所もなく、副代表の自宅PCが事務所代わりでした。会員が少しずつ増えるにつれて、つながる方法を模索し、5月に毎月1回のメルマガ配信を始めました。7月にホームページを立ち上げ、会員や外部の人たちとのつながりができました。

当初からメルマガは、イベント参加者募集、ボランティア協力お願い、事業報告、エッセイ、多文化共生関連本紹介などの構成で、今も大きくは変わっていません。2020年夏にスマホでも見やすくホームページをレスポンシブ対応にしたことを契機に、10月からスマホで読みやすいメルマガを目指し、文字数を減らし、月に2回の配信にしました。イベント等のお知らせ、募集(300字)、報告原稿(200字)はそのイベントに関わっている方々に書いてもらうので、文章のトーンが違います。

NIMICの会員になってくださる方々は、一緒に地域の多文化共生を進めていきたいという方以外にも、外国ルーツの子どもを支援したい、通訳ボランティアをしたいなど、個別の活動に参加したいという方もいらっしゃいます。そういう方々、また会員でない方にも、NIMICの諸活動を知っていただくことが多文化共生の地域づくりに役立つという思いで、編集・配信をしています。

これからもNIMIC通信をよろしくお願いします。ご意見や感想などをぜひお寄せください。

(NIMIC事務局)

5.Book:ブラッド・コバルト コンゴ人の血がスマートフォンに変わるまで
シッダルタ・カラ著 夏目大訳 大和書房 2025年10月

455頁の本に小さな図と地図が1か所ずつあるだけで、文字がびっしりという大変読みにくい本です。新聞の書評には、「ひたすら気持ちが滅入る本である。」とあります。楽しい内容ではないのですが、この本の存在はお知らせしたいと思います。

コンゴ民主共和国の南東端に位置するカタンガ地域は、過去の地殻変動により、鉱物資源に富んだ地層が地表近くに押し上げられていて採取しやすい。そのため、この地域ではいつも、時代が必要とする鉱物資源が採掘されてきました。銅、鉄、スズ、タングステン、ウラン、リチウム…そして、現在最重要なのがコバルトです。スマートフォン、ノートブックパソコン、電動アシスト自転車、電気自動車などに使用されるリチウムバッテリーには、コバルトが不可欠であり、その大半がコンゴ産なのだという。仲買人やコンゴ政府、コバルトの精製を担う中国企業、製品化する先進国の企業など何層にも搾取のシステムが出来上がっており、その土地に住む人々は、大人も子供も健康を害し、土地も水も汚染され、農業も漁業もできず、コバルトを掘るしかない立場に追いやられている。その過酷な現場のリポートが続く本です。…スマホを毎日使用している私たちもまた、このシステムに連なる一人なのだということです。

この本の著者はインド系の方です。2023年にアメリカでこの本が出版され、各国語に翻訳されていることが、ひとつの救いだと思いました。映画化の準備中と見返しには書かれていますが、完成したという話は聞きません。

(NIMIC会員   根本百合)

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