1.「西東京市日本語スピーチコンテスト2025」発表者募集!
10月5日(日)午後J:COMコール田無にて開催する「西東京市日本語スピーチコンテスト2025」の発表者を募集します。
西東京市に関わりのある日本語を母語としない16歳以上の方ならどなたでも応募できます。お近くの友人知人にもぜひお声がけください。
応募締め切りは7月20日(日)です。詳細は、市報(7月1日号)、NIMICホームページ https://www.nimic.jp 、市内配布のチラシをご覧ください。多くの方のご応募をお待ちしています。
2.「西東京市日本語スピーチコンテスト2025」市民審査員募集!
昨年に引き続き、上記のコンテストで、市民審査員の募集をいたします。日本語やスピーチの優劣をみるのではなく、同じ地域に住む仲間としての共感を大切にして、審査に参加してみませんか。
応募締め切りは7月20日(日)です。詳細は、市報(7月1日号)、NIMICホームページ https://www.nimic.jp 、市内配布のチラシをご覧ください。
お近くの友人知人にもぜひお知らせください。みなさまからのご応募を心よりお待ちしています。
3.外国人の参加者を募集「ゆかたを着て夏まつり2025」
浴衣を着て東伏見商栄会盆踊り大会に参加し、盆踊りと夜店を楽しむ企画です。外国人に“ゆかた”と帯を貸し出し、ボランティアが着付けを手伝います。
日時:7月27日(日) 17時集合-21時30分解散
集合:田無公民館和室(西武新宿線の田無駅南口から徒歩5分)
盆おどり会場:ダイドードリンコアイスアリーナ駐車場(東伏見駅南口から徒歩1分)
参加費:2,000円(当日払い) 定員:20人くらい
対象:西東京市に在住・在学・在勤の18歳以上の外国人
通訳:英語・中国語・韓国語の対応可�能
申込・問合せ(7月11日まで):以下のチラシをご覧ください。
https://nimic.jp/wp-content/uploads/2025/06/yukata2025.pdf
*周囲の外国人の方々にお伝えください。
4. エッセイ:ラオスへの旅(4)
日本語の話せるガイドさんと車のドライバーさん付きだからこその旅の醍醐味、ビエンチャンではラオス最高峰の寺院「タート・ルアン」で45メートルもの黄金の仏塔に圧倒され、エアコンの効いた車で北の古都ルアンパバーンに到着した。「昔はここはランサーン王国の都だったのです」とガイドさん。ランサン王国は14世紀にメコン川中流にラオ人が建設した国家でラオス人にとってはアイデンティティの支柱になっているそう、車窓には涼しげに流れるメコン川とモダンな建物が広がる。
「ここは1995年に街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。さあ、もうすぐホテルですよ」、ドライバーさんがブーゲンビリアの咲く小道へと車を乗入れる。ホテルの出迎えを受けてロビーへ。20人くらいの欧米系の人たちがバルコニーダイニングで夕食をしている。見たところ、アジア系のゲストは私たちだけのよう。「ようこそ、まずGarden Sweet Room へご案内しましょう。半年も前にご予約いただき、keep してあるお部屋です」(人気ホテルで、メールで半額を予めカードで支払い、部屋をキープしていただいたのです)
ボーイさんが我々の重いスーツケースを持ってついてきてくれる。
南国の花が咲き乱れるよく手入れの行き届いた庭園の階段を降り、「さあ、お部屋にどうぞ」、まさに庭の中にある優雅なコテージという感じ、「わー素敵」思わず私達は声をあげた。長女と私で1コテージ、次女と彼で1コテージ、ほとんどの宿泊客はホテル形式のお部屋で、数棟しかないコテージを2つも我々が独占することになりそう。ちょっと申し訳ないかな?
今夜から5日間、ここでの新年が始まる。
(佐々木瑞枝)
5. Book:外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?
内藤正典 2019年 集英社
日本の労働力不足を背景に、政府は、2019年から外国人労働者の大幅受入れに舵を切りました。やってくるのは「労働力」ではなく「人」です。言語や文化が異なる人々とともに地域で暮らすというのはどういうことなのでしょうか。
観光客として短期に日本を訪問するためにはビザが必要ない国もありますが、地域住民として暮らすためには、その目的によって異なるビザが発給され、ある意味、外国人の受け入れは管理されています。ただ、一部のメディアは、観光客の傍若無人ぶりをセンセーショナルに報道し、人手が足りない労働現場を支えるために真面目に働いている在住外国人への差別的な見方をあおっています。
様々な状況を冷静に観察し、事実を知ろうとする態度は大切なことだと思います。その意味で、世界に視野を広げつつ足元の出来事を理解する基本を示してくれる本だと思います。
(NIMIC事務局)
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