もくじ
[1]会員対象:NIMIC総会のお知らせ
[2]子ども日本語ボランティア入門講座受講生募集
[3]多文化タイム「リンさんが語る“OK lah!(OKいいよ)” シンガポール”」
[4]留学生ホームビジット受け入れ家庭募集
[5]留学生ホームビジット参加留学生募集
[6]多文化共生推進指針策定検討委員会・市民委員の募集
[7]「くらしの情報」 の紙での発行終了について
[8]エッセイ:シンガポール2 空港からのタクシー代は?
[9]Book:ウィキペディアで町おこし
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1.会員対象:NIMIC総会のお知らせ
NIMICの2024年度通常総会を以下の通り開催します。会員の皆さまはぜひご出席ください。
ご案内メールを本日(5/1)発信します。出欠のお返事を5月12日(日)までにお願いします。
なお、総会後に簡単な交流会を開きますので、ご都合の良い方はご参加ください。
日時 5月19日(日)午後2時から
場所 田無公民館3階視聴覚室(田無駅南口から徒歩3分)
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2.子ども日本語ボランティア入門講座受講生募集
西東京市とNIMICが共催で、外国にルーツを持つ子どもの日本語学習を支援する日本語ボランティアの入門講座を開催します。外国語が話せなくてもかまいません。ぜひご参加ください。
講座の日程:5/18(土)、20(月)、29(水)、6/5(水)、6/12(水)、6/19(水)、6/29(土)、7/23(火):午後2時~4時、教室見学期間あり
対象者:(1)外国にルーツを持つ子どもへの支援活動に関心があり、講座修了後の活動が可能な方(2)全8回の講座のうち、6回以上出席できる方
定員:40人程度
申込み:1回目の5月18日(土)午後2時~4時、田無第二庁舎4階での講演会終了後に、説明会および受講申込みの受付を行います。詳しくは市報5月1日号をご覧ください。
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3.多文化タイム「リンさんが語る“OK lah!(OKいいよ)” シンガポール”」
コピ(コーヒー)を飲みながら、観光旅行だけでは分からないシンガポールのお話を聞きましょう。
日 時:5月25日(土) 14:30~16:00
場 所:イングビル2階第一会議室(南町5-6-18)
参加費:100円(当日お支払いください)
定員:10人(先着順)
以下のフォームからお申込みください。
https://forms.gle/Y7zRMSRoYREDmABo7
申し込み後にキャンセルされる場合は、なるべく早くNIMIC事務局(info@nimic.jp)までご連絡ください。
※当日写真を数枚撮ります。NIMICの広報にのみ使用します。
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4.留学生ホームビジット受け入れ家庭募集
NIMICでは市と共催で、毎年近隣の留学生が西東京市の家庭を訪問し交流する「留学生ホームビジット」を開催しています。
6/23(日)に留学生を半日ご自宅に招いて、お互いの国の文化、家族のこと等々を紹介し合い、交流を通して身近な異文化を体験してみませんか。
留学生を受け入れてくださる家庭を募集します。詳しくは5/1号の市報または市内公共施設配布のチラシをご覧ください。
みなさまのご参加をお待ちしています。
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5.留学生ホームビジット参加留学生募集
日本の家庭を訪問し、日本人との交流を希望する留学生を6/2締切りで募集します。
留学生には普段の日本人の家庭を体験し、楽しく交流をしてほしいと思っています。
お近くにそのような留学生がいましたら、ぜひお声掛けをお願いします。
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6.多文化共生推進指針策定検討委員会・市民委員の募集
西東京市は、多文化共生推進指針策定に向けて、検討委員会を立ち上げることになりました。5月17日(金)締切りで、公募市民を募集しています。詳しくは、市報5月1日号をご覧ください。
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7.「くらしの情報」 の紙での発行終了について
NIMICは市からの委託で毎月「くらしの情報」を作成しています。
「くらしの情報」は、市報から外国人向けの記事を抜粋して、やさしい日本語、英語、中国語、韓国語に翻訳をしたものです。これまで毎月、市役所、公民館、図書館等に配布されていましたが、5月号からは紙での発行をやめ、電子版だけになります。
電子版は、市とNIMICのホームページで見ることができます(以下)。
西東京市: https://www.city.nishitokyo.lg.jp/siseizyoho/multiculture/kurashinojouhou.html
NIMICのホームページから、「くらしの情報」のメルマガを申し込むこともできます。必要とする人たちに情報が確実に届くよう、皆さんの周りの外国人の方々にメルマガ登録をお勧めください。
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8.エッセイ:シンガポール2 空港からのタクシー代は?
友人に「シンガポールに行ってきます」と言ったら「お腹に気をつけてね」と言われた。ああ、彼女はシンガポールが先進国であることを知らないのだなと類推した。朝のフライトで羽田を発ち、夕方にはシンガポールのチャンギ国際空港に到着、税関の長い列にならび、1万円両替し、大きなスーツケースを抱えているのでタクシーの列に並び、タクシーでホテルへ直行、ホテルはJWマリオット・ホテルsouth beach、ガイドブックによればタクシー代は20ドルくらいとあった。
空港を出るとブーゲンビリアやハイビスカスの咲き誇るカラフルな沿道に目を奪われる。道行人たちは夏の装い、ああ、常夏の国に来たのだと私も上着を脱いでブラウスに。私は車のことは良くわからないが私が乗っているのは真っ白のベンツ、なかなか乗り心地が良い。だがスムーズに走ったのは空港を出た最初の5分だけ、交通渋滞に巻き込まれ前後左右に車がぎっしりと並び、タクシーのメーターはみるみる上がっていく。空港で1万円両替して手元には76ドルあるから大丈夫と思っていたが。タクシーはやっと渋滞の列を脱してbeach roadに入りホテルのエントランスに到着、タクシーの料金は42ドル、ちょっとほっとして50ドルと細かいチップをドライバーさんに手渡そうとしたら、目の前で15ドルが追加される。Changi International Airport’s usage fee is a flat rate of $15、なるほど、空港使用料なら仕方ありませんね。というわけで手持ちのドルはほとんどタクシー代に消えた。後でカードにしなかったことを後悔、明日から大学へは絶対に地下鉄を使おうと心に決める。
しかし、その時私はシンガポールの物価の高さをまだ知らなかったのだ!
(佐々木瑞枝)
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9.Book:ウィキペディアで町おこし~みんなでつくろう地域の百科事典
伊達深雪 紀伊國屋書店発行2024年
誰でも加筆できるから信頼性は劣るという人もいるけれど、無料で世界の様々なことを簡単に調べることができるウィキペディアを知らない人はいないだろう。一方で、まちの活性化や地域コミュニティから注目を集める「ウィキペディアタウン」と言われても、何それ?と頭の中に、はてなマークがいっぱいになる人も多いと思う。
本の帯には以下の文章が載っていた。「例えば通勤・通学途中のありふれた町。常にそこにありながら記憶にとどまらない風景が、その場所の歴史や文化や人々を知ることにより急に存在感を増して五感に訴えかけてくるような、そんな体験をしたことはないだろうか。その町について何かを知るたび、目に映る町の風景が、ひとつ輝きを増す。ウィキペディアタウンは私にそんな感覚を与えてくれるイベントである。」
本は、13の章と13のコラムからなり、著者がウィキペディアタウンに参加するようになり、より主体的に関わるようになった流れ、また関わった事例などが各地の文化や人々の魅力とともに語られている。読み終えた時には、地元で何かできないかという気にさせてくれる1冊である。地元の魅力を掘り下げてウィキペディアに記述し世界に多言語で発信していく。世代を超えて、言語を超えて協力できるイベントの実現を妄想する日々である。