もくじ
[1]外国から来た保護者のための小学校入学前説明会
[2]日本語ボランティアフォローアップ講座のお知らせ
[3]武蔵野大学日本語研修留学生の文化体験実施報告
[4]「ゆかたを着て夏まつり2024」報告
[5]エッセイ：崔さんのつれづれ日記（5）
▼────────────────
１．外国から来た保護者のための小学校入学前説明会
日本の小学校を知らない外国から来た保護者が、安心して入学準備ができるように、市と共催でオンライン（Zoom）説明会を行います。今回は、放課後に子どもを預かる「学童保育」や「学校行事」「学校選択制度」の話をします。
日時：９月７日（土）午前10時～11時30分
対象：これから小学校に入学・転入する子どもがいる保護者
申込み：下記申し込みフォームからお申し込みください。
申し込みフォーム： https://forms.gle/UEfFMHeQK5rBPVNp8
問合せ：西東京市多文化共生センター ℡042-461-0381
▼────────────────
２．日本語ボランティアフォローアップ講座のお知らせ
市の委託により、市内で活動中の日本語ボランティアを対象として、2回連続のフォローアップ講座を以下のように開催します。日本語を母語としない外国出身の人たちのための「生活Can-do」について知り、具体的な活動について実践的に学びます。
タイトル：『日本語で〇〇ができる』を意識した地域日本語ボランティアの活動
日時：9月11日、10月2日 いずれも水曜日午後2時〜4時
会場：9/11田無庁舎503会議室、10/2コール田無イベントルーム
定員：40人程度（2回連続で参加できる方優先）
費用：無料
申込み：8月28日（水）までに、所属する日本語教室経由で文化振興課まで申し込んでください。
問合せ：文化振興課（TEL：042-420-2817）、またはNIMIC( info@nimic.jp)
▼────────────────
３．武蔵野大学日本語研修留学生の文化体験実施報告
各種事業でご協力いただいている武蔵野大学の夏季日本語研修留学生47名の日本文化体験を受託しました。７月23日に武蔵野大学構内で和菓子作りとお点前、姉様人形つくり、および書道体験を実施。７月25日は大学内で浴衣に着替えた留学生が「江戸東京たてもの園」を見学しました。2日間のNIMICサポーター数は延べ53名。留学生との地域交流やスタッフとの交流による日本文化体験が実現できた受託業務となりました。
▼────────────────
４．「ゆかたを着て夏まつり2024」報告
7月27日（土）に東伏見駅脇のダイドードリンコ・アイスアリーナ駐車場を会場にして開かれた東伏見商栄会主催の夏祭り・盆踊り大会に、浴衣姿の外国出身の方々27名とスタッフ・ボランティア18名が参加して、標記イベントを実施しました。18時過ぎから20時頃まで、傘は要らない程度の雨模様でしたが、炭坑節、東京音頭からきよしのズンドコ節にマツケンサンバと積極的に踊りの輪に加わり、中には櫓に上がって踊る参加者の姿もあって、とても楽しい交流の機会でした。
▼────────────────
５．エッセイ：崔さんのつれづれ日記（5）
中国出張再開
昨年3回も中国出張した。
コロナで約4年のブランクがあったのち、久しぶりの中国出張だった。一番変わったと感じたことは中国の高速鉄道が津々浦々を網羅したこと。また中国の至る所で支払いは電子マネーが主流になった、ほぼ１００％。一週間滞在中わたしは一度も人民幣という紙幣を使ってない。主にクレジットカードと中国の電子マネー。人民幣を取り出したら冷たく「使えない」と言われたのだ。出発前同僚にお願いして中国の電子マネーを使えるようにiPhoneを設定してもらってよかった。感謝、感謝。
少しちぐはぐな感じがするかもしれないが、中国のちょっと辺鄙な地方のホテルでは外国のクレジットカードが使えないケースが多い。私が勤めている会社が取り扱っている作業手袋はそういう辺鄙な地方で縫製してもらっている。一緒に工場視察するお客様の宿泊費の支払いはわたしの中国クレジットカードで代行、帰国後請求することになった。出張中一週間行動を共にしたお客様は、「俺、中国に来て一回もホテル代を支払ってないよ」と苦笑いしたのだ。
中国の大都市なら普通に外国のクレジットカードが使えるが、外国のクレジットカードが使えない田舎まちに行かざるを得ない方は大変不便。また外国のクレジットカード決済用ハンディー機器があっても従業員が使い方を知らないケースもあった。私たちが宿泊したあるご当地5つ星ホテルに機器はあるが、ベテランホテルマンしか使い方を知らないみたい。そのホテルマンが私たちの支払い決済手続きを終わらせたのち若い女性従業員に使い方の手順を教えていた。
“それって入社研修時にやることじゃない？”
とわたしは思わずツッコミをいれたが、もちろん声をひそめて。
（NIMIC会員 崔香芸）
